とっぷぺーじ

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おふぃす ひげうさぎ




     


毎日5分ずつ、すきまの時間をつかって本を読み聞かせています。

じっと見つめる子どもたちの目と、物語に聞き入る教室の雰囲気が大好きです。



このページでは、2年生の1学期にとりあげた本をご紹介します。

書店や図書館で見かけたら、手にとってみてください。






『なぞなぞライオン』(佐々木マキ/理論社)

1997年☆1000円


 山に栗ひろいに出かけた女の子。細い山道の反対側からやってきた大きなサイに「どきなサイ」と言われ、頭にきます。そのまま引き下がるのも癪なので、しりとりで勝負し、負けた方が道をゆずることにしました。
 では、しりとり開始。

   ………………………………………………………………………………
    サイは、女の子のもっているかごをじろりとみて、
   「くり!」
    といった。
    女の子は、すぐに「りんご」といった。
   「ごま!」
   「まんじゅう」
   「う……か」サイがうなった。「うなぎ!」
   「ぎょうざ」
   「ざるそば!」
   「バナナ」
   「な……。えーと」サイがさけんだ。「なんばんづけ!」
    女の子はしずかにいった。
   「ケチャップ」
   「ぷ……。ふーむ、まてよ……」サイはかんがえこんでいる。
   「ぷ……プロヴァンスふうサラダ!」
   「そんなの、ありなの?」
   ………………………………………………………………………………


 女の子とサイの珍妙なしりとり合戦がつづきますが、「ル」のつくことばにつまってしまったサイはとうとう...。


 4月。新しいクラス、新しい子どもたちとの出会いです。
「毎日5分ずつ本を読んであげるね」
 よけいなことは言わず、さっそく本を開いて読み始めます。

 1年間のスタートです。最初の1回で子どもたちをひきつけられる本を読みたいもの。
「こんどの先生はおもしろい本を読んでくれるんだ」
 子どもたちの心をぐっとつかんでしまいたい。そんなとき、この『なぞなぞライオン』は最適です。
 低学年むきですが、高学年でもきっと楽しんで聞いてくれます。子どもたちはお話を聞くのが大好きですから。

 本書には、引用した「しりとりなサイ」のほか、表題の「なぞなぞライオン」と「ヘビは、はやくち」の3編が収められています。タイトルから想像できるように、前者は女の子がライオンとなぞなぞで勝負し、後者はヘビと早口ことばで勝負するものです。

 子どもたちの反応をたしかめながらゆっくり読むとどれも7〜8分かかります。「5分」の約束をオーバーしてしまいますが、最初の1冊ですからよしとしましょう。
 3編とも“落ち”までみごとなひねりが効いていて、読み終えると教室に明るい笑い声があふれているはずです。

 ただし、「ヘビは、はやくち」だけは少しばかり練習してから読んだほうがよいかもしれません。なぜって、「なまごみながごめなまめがね」を続けて3回まちがわずに言わなければなりませんから。

    ↓

  『なぞなぞライオン』

2004-03-12-Fri



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