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やっぱり本が好き!

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━━《子どもと本をつなぐ情報誌》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇◇◇                             ◇
◇◇◇◇    ◆ やっぱり本が好き! 〜10月号〜        ◇◇
◇◇◇                             ◇◇◇
◇◇                             ◇◇◇◇
◇                             ◇◇◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.030☆2004-10-29 ━


           毎日15分でみんな本好きに!

  「子どもを本嫌いにする9つの方法」の“ひげうさぎ”がおとどけする
  教室読み聞かせおすすめ本マガジンです。
  読書好きな子どもを育てる情報を
  この道20年の小学校教師が週刊で配信します。

  初の著書が出版されました ⇒ http://www.higeusagi.com/top/bk.htm


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              ★ め に ゅ う ★
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 【1】ひげうさぎの本棚 :『子どもを本嫌いにする9つの方法』
 【2】今月の読み聞かせ :『ブンダバー』(くぼしまりお)
 【3】やっぱり本が好き : おとめのパンツ
 【4】濫読の記2004 : あまりにも私的な読書のおと10月編〜15冊
 【5】おやじのつぶや記 : 台風襲来 大雨洪水 道路冠水 床下浸水
 【0】創刊のごあいさつ : 毎日15分で本好きな子に!


┌─┐
│1│ひげうさぎの本棚:こんな本を書きました〜お待たせしました!
└─┘================================================================

    ▼『ひげうさぎ先生の子どもを本嫌いにする9つの方法』▼

      〜親と子と教師のための読み聞かせブックガイド〜

                  (ひげうさぎ 著/柘植書房新社 刊)

               ⇒ http://www.higeusagi.com/top/bk.htm
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 このメールマガジンがきっかけとなり、「本」が生まれました。
 “ひげうさぎ”はじめての著書です。

 概要と書誌情報をご覧ください。

   ………………………………………………………………………………
   うちの子が読書好きになるなんてとんでもない、本には見むきも
   しない子どもになってほしいという保護者、教師のみなさんに朗
   報です。
   この道20年の小学校教師“ひげうさぎ”が、とっておきの情報
   「子どもを本嫌いにする9つの方法」をおとどけします。
   子どもを本から遠ざけるポイントは「読み聞かせ」「静かな時間」
   「環境」の3つです。それぞれのポイントについて3つずつの小
   項目をたて、ぜんぶで9つの方法をお教えします。
   以下のうち1つでも真剣に実践してくだされば、あなたのお子さ
   んはまちがいなく本嫌い!
                      (「まえがき」より)
   ………………………………………………………………………………

 第1部「子どもを本嫌いにする9つの方法」
  ウェブ連載中から大きな反響を呼んだ、本書のメインコンテンツです。
  これを読めば、お子さんが“本好き”になることまちがいなし!
  サイトの文章に加筆修正した「本嫌いにする方法」の決定版です。

 第2部「読み聞かせブックガイド」
  毎日5分ずつ、教室で読み聞かせてきた33冊の本をご紹介します。
  2年生、4年生、5年生、6年生の1年間がつまった実践記録です。
  こちらもサイト掲載のブックリストを大幅に加筆修正してあります。

 第3部「教室読み聞かせQ&A」
  教室で読み聞かせをするときのヒントをQ&A形式でおとどけします。
  読み聞かせの準備と方法、選書のポイント、いちばん大切なこと、など。
  「Q&A」を15項目、本書のために書き下ろしました。


◆『ひげうさぎ先生の子どもを本嫌いにする9つの方法』
         著 者 ひげうさぎ
         発行所 柘植(つげ)書房新社
         発行日 2004年10月15日 第1刷発行
         定 価 1500円+税
         判 型 A5判(21cm) ソフトカバー 156ページ
         ISBN  4-8068-0507-6
         C-CODE 0037
         NDC 019.2

                 ◇

 著者用の見本10冊がひとあし早く手元にとどきました。
 家族が帰宅するのを待って宅配便の包みを開けると、中から出てきた本に
 は見慣れた“ひげうさぎ”の顔が大きく描かれています。白地に黄色のイ
 ラストがあざやかで、目をひきます。

 そして、表紙には、たしかにこう書いてありました。

    ======================================================    
     『ひげうさぎ先生の子どもを本嫌いにする9つの方法』

           ひげうさぎ(ウェブネーム)著
    ======================================================    

 人生はじめての著書です。
 「うれしい」
 語彙が貧弱で、それしか表現のしようがありません。

 しばしの感動ののち、まず3冊に献辞とサインを書き、これまでささえて
 くれた家族に1冊ずつ手渡しました。

 「いつもありがとう いつまでもいっしょに」
 「聡明な君に」
 「賢い君に」

 それから隣街の実家に車で行き、両親にプレゼント。
 そして、近所でお世話になっている方にご紹介したところ、ありがたいこ
 とに購入してくださいました。

                 ◇

 担任している学級では...。

 「ビッグニュースです」
 「なに?」
 「また転入生?」
 「そうじゃないよ。本の著者からまたサインをもらったんだ」
 「やったー!」

 見返しに書いた「××小学校5年1組のみなさん」というサインとひげう
 さぎマークを、子どもたちのあいだをまわって見せました。

 「“ひげうさぎさん”の書いた本に“ひげうさぎさん”がサインして贈っ
  てくれました」

 もちろんジョークです。
 事態を理解した子どもたちから歓声があがり、拍手がわきおこりました。

 「すごーい!」
 「先生、本書いたんだ!」
 「有名になっちゃうね!」
 「テレビが取材にきたらどうするの?」
 「欲しーい!」
 「どこで売ってるの?」
 「サインしてー!」

 教室が「!」と「?」でつつまれます。
 わがことのように喜んでくれる子どもたちを見て、胸がいっぱいになりま
 した。

                 ◇

 書店には20日ごろから並んでいるようです。

 けれど、初版部数があまり多くないので──と言っても、実績のない著者
 としては破格の数字ですが──配本されない書店があるかもしれません。
 見あたらない場合には店頭でご注文ください。

 オンライン書店でも購入できます。
               ⇒ http://www.higeusagi.com/top/bk.htm

                 ◇

 読者のみなさんにお願いがあります。

 「読み聞かせ」「子どもの本」に興味をお持ちのお知りあいがいらっしゃ
 れば、「酔狂な本が出た」と本書をご紹介くださいませんか。

 また、お読みになってのご感想・ご意見などもいただければさいわいです。
 校正ミスなどもあればご教示ください。

 どうぞよろしくお願いいたします。


┌─┐
│2│今月の読み聞かせ:子どもたちの真剣なまなざしが大好きです
└─┘================================================================

       ▼『ブンダバー』(くぼしまりお/ポプラ社)▼

                     ⇒ http://tinyurl.com/476cf
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 黒地に太い白抜き文字の背表紙です。下三分の一には黄色い帯が巻かれ、
 「5年生向」という紺のこれまた極太文字。
 黒地に白、黄色に紺...けっして広いとはいえない書棚にこの本の背表
 紙がずらっと5冊もならんでいるのですから、なにしろ目立ちます。手に
 とってくれ、読んでみてくれと、本が自己主張していました。

 こうして吸い寄せられるように手にしてしまったのが、今日ご紹介する本
 『ブンダバー』です。

 夏休み、書店の児童書コーナーを散歩していたときのことでした。担任し
 ている5年生のクラスで2学期の最初に読み聞かせる本をさがしていまし
 た。

 9月は第4土曜日に運動会があります。残暑のなか、ソーラン節の練習が
 つづいているはずです。汗をびっしょりかきながら、少し疲れた毎日をす
 ごしているにちがいありません。
 重いストーリーは読むほうも聞くほうも願いさげです。カラッと明るい物
 語に、クスッと笑えるユーモアがまぶしてあれば申し分ありません。

 手にした『ブンダバー』は、そんな条件にぴったりの本でした。

                 ◇

 おしじさんは古道具屋さんです。おくさんのリンさんといっしょに、ホル
 ムの町でお店を開いています。

 オットさんにもらった古いタンスをおしじさんが修理し、きれいにみがき
 あげると、不思議なことにタンスのとびらがひとりでに開き、中からまっ
 黒なネコが飛びだしてきたのです。

 それだけではありません。

 「よく見てよぉ。ネコですよぉー! 名前は、ブンダバーっていうの。男
 の子だよ! よろしくニャー!」

 そのネコが人間のことばをしゃべったのです。
 おしじさんとリンさんは気絶してしまいました。

   ………………………………………………………………………………
    おしじさんは、ベッドで目をさましました。
    頭の上の窓からは、月が見えます。横には、リンさんがねむっ
   ています。
   「なぁーんだ! 夢だったのか」
    おしじさんは、ほっとしました。
    夢だということになると、おもしろい夢だったなぁ、と思えて
   くるからふしぎです。

   「ふふふ、あんなネコがいたら、楽しいだろうなぁ。えーっと、
   名前は、なんだっけ?」
   「ブンダバー!」
    足もとから、声がしました。
   「うわっ!」
    おしじさんは、とびおきて、部屋の電気をつけました。
    夢とおなじネコが、ベッドについているかざりぼうのてっぺん
   に、ちょこんとのっかっています。
   ………………………………………………………………………………

 無邪気で天真爛漫、茶目っ気たっぷり...ブンダバーにぴったりの形容
 語です。

 そんな気持ちをこめて、思いきり明るく、ちょっと幼い感じがする声で、
 「ブンダバー!」
 と読みあげると、教室にきらきらした笑いがひろがりました。

 やった!
 読み聞かせをつづけながら、内心ではガッツポーズをしていました。予想
 したとおりのところで子どもたちが笑ってくれたからです。読み聞かせ冥
 利につきる、至福のひとときでした。

                 ◇

 おしじさんとリンさんをはじめ、女優をめざす14歳の女の子モモ、モモ
 の飼い犬の牧用犬ドッグン、ブンダバーが住んでいるタンスのタンちゃん
 ...脇役も心やさしくすてきな“人”ばかりです。

 ブンダバーとモモの出会いと交流を軸に、ブンダバーがホルムの町の人た
 ちと仲よしになるための作戦を二人で考えながら、第1巻のストーリーが
 すすんでいきます。

                 ◇

 はじめて手にしたときには、内容も、活字の大きさも、挿絵の雰囲気も、
 5年生にはやさしすぎるように思いました。
 けれど、読みすすめるごとに子どもたちが引きこまれていくのがはっきり
 と感じとれます。

 2週間もたつと、ブンダバーはクラスの人気者になり、まるで教室に住ん
 でいるかのように子どもたちと仲よしになってしまいました。

 読み聞かせは第1巻でおしまいと知った子が、近くの公立図書館で2巻、
 3巻と続編を借りてきて読んでいる姿も目にしました。

 ガタガタ!
 ギー!
 掃除用具の入ったロッカーがひとりでに開き、
 「へへへ、ブンダバー!」
 と言いながら、まっ黒なネコが出てきそうな5年1組です。

                 ◇

 第1巻の発売が2001年5月。以来、シリーズとして書き継がれ、この
 6月に6冊目が出版されました。

 ネットで検索したかぎりでは、著者 くぼしまりお(窪島リオ) には絵本の
 訳書はありますが、児童書の著作はこのシリーズだけのようです。

 毎日5分ずつで15回。
 ブンダバーとおしゃべりして元気をもらい、運動会の練習にむかっていく
 3週間をすごしました。

                 ◇

 ところで、ブンダバーとモモが出会う場面で...このエピソードは次回
 にとっておきましょう。


 *読み聞かせおすすめ本は
       こちらにも ⇒ http://www.higeusagi.com/library/menu.htm


┌─┐
│3│やっぱり本が好き:子どもの本のお役立ち情報をおとどけします
└─┘================================================================

             ▼ おとめのパンツ ▼

======================================================================

 読み聞かせのなかで子どもたちにウケそうな場面、子どもたちが笑ってく
 れそうなセリフが予想できるようになってきました。
 そこで、その箇所を意識して強く読んだり、小声にしたり、ほんのすこし
 間をあけたりして、より効果的に表現するようにしています。

 古いタンスからあらわれた黒ネコのブンダバー。
 ネコが人間のことばをしゃべるのに驚き、古道具屋のおしじさん、リンさ
 んの夫婦は気をうしなってしまいました。

 目をさましたおしじさんにブンダバーが声をかけるところで、聞いていた
 子どもたちから大きな笑い声。
 前号でご紹介した『ブンダバー』の一節も、ねらったとおりの反応があり
 ました。

                 ◇

 モモは14歳、女優志願の女の子です。
 学校に遅れそうになり走っていくモモの姿を、ブンダバーは屋根の上から
 毎朝ながめていました。

 今朝も、いつもの大きなカバンをかかえたモモが走ってきました。

   ………………………………………………………………………………
    と、その時、すってん! 女の子がころんでしまいました。
   「あっ!」
    ブンダバーは、声をあげました。
    女の子は、パッと顔をあげると、きょろきょろとあたりを見ま
   わしました。そして、ブンダバーに気がつき、
   「今、『あっ!』て、いった?」
   といいました。
    ブンダバーは、しらないよぉーって、顔をしました。
    でも、女の子はじっと目をはなしません。
   「見たんでしょう? 見えちゃったのね? おとめのパンツ!」
    ブンダバーは、思わず首を横にふりました。
   ………………………………………………………………………………

 この日に読む予定の7ページのなかで、もっとも劇的な場面です。

 「見えちゃったのね?   おとめのパンツ!」

 スペース3つぶんくらいの間をあけてからすこし声を落とし、ゆっくりと、
 「おとめのパンツ!」
 と読みました。ここで子どもたちが笑ってくれる、はずでした。

 でも、教室はしーんとしたまま。時間が一瞬とまってしまったような感じ
 で、子どもたちの視線だけがするどくつきささってきます。

 なぜだ。おかしい。こんなはずではない。「おとめのパンツ!」でどうし
 て笑ってくれないんだ。5年生には通じないのか。期待していた自分がエ
 ッチなオジサンになりさがってしまったではないか。

 ...うろたえる内心は表面に見せず、5分間、予定したところまで読み
 進みました。

                 ◇

 ところが、「おとめのパンツ」を読んでから数日後、南風が強く吹いたつ
 ぎの日でした。こんな日記が目にとまったのです。

   ………………………………………………………………………………
   ああっ、みえるぅ〜。
   大きなスカート、風がスカートめくりする。
   スゥッ。きれいにとじた。ふぅ。

   大きなスカートはカーテン。いきなり「ふう」ってふくらむから
   おもしろい。
   でも風がやむときれいにスッとなったスカートになる。すごいな。

   オバケみたいにも見える。なんでもすいこんじゃうオバケね。す
   いこむとふくらむやつ。

   「あっ、おとめのパンツが!」
   ………………………………………………………………………………

 風にふくらむ教室のカーテンをスカートに見立てて書いた文章です。
 思わぬところで再会できました、「おとめのパンツ!」に。

 うれしくなって、日記を書いた女の子にたずねてみました。
 「『おとめのパンツ』って書いたよね。これって『ブンダバー』の?」
 「そう」
 「あのときだれもなんとも言わなかったけど、なんで『おとめのパンツ』
  って書いたの?」
 「聞いてておもしろかったから、覚えてた」

 やはりあのとき、子どもたちは「おとめのパンツ」に反応していたのです。
 笑い声こそたてなかったものの、きっと心の中で照れたり、顔を赤くした
 り、ニヤッとしたりしていたのでしょう。

 ここだと予想して意識して読んだところで笑い声をたててくれると、「あ
 たり!」と叫んでしまいそうです。
 でも、笑ったかどうかはどうでもいいことでした。子どもたちはもっと深
 いところで物語の世界に遊んでいたのです。

 読み聞かせたその場で目に見える反応がなくても、だれかの心のどこかに、
 なにかがかならずとどいていることがよくわかりました。
 笑わなかったからというだけで落胆していた自分の未熟さを痛いほど感じ
 たエピソードでした。

 読み聞かせ修業、道いまだ遠し。

 (それにしても、こだわりすぎかな、「おとめのパンツ!」。)


◆『ブンダバー』(くぼしまりお/ポプラ社) ⇒ http://tinyurl.com/476cf


 *読み聞かせおすすめ本は
       こちらにも ⇒ http://www.higeusagi.com/library/menu.htm


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│4│濫読の記2004:あまりにも私的な読書のおと10月編〜15冊
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★5年生の教室で10月に読み聞かせる本をさがしながら読んだ7冊です。

◆『パパが消えた?』(牧野節子/学習研究社)

 亡くなったママとの思い出の地、京都に出かけたきりパパが帰ってこない。
 ようやくつながったパパの携帯の画面に映ったのは青い目をした男の子。
 パパはどこへ行ってしまったのか、パパの身になにがおきたのか。
 『童話の書き方』の牧野節子の近著。京都の名所を思い浮かべながら。
                     ⇒ http://tinyurl.com/4dy6z


◆『宝の地図のひみつ』(フリードリヒ/ポプラ社)

 洞窟を見つけたぼくは、地図にしるされた宝をさがしに探偵局に仲間入り。
 ドイツで人気の「4と1/2探偵局」シリーズが本邦初登場。
 「世界40か国で大人気!」というコピーにつられて手にしてしまった本。
 ドイツ本国では既刊11巻、日本では1、2巻がこの夏に刊行された。
 各巻ごとに一人称の語り手を変えるという手法がユニークなシリーズだ。
                     ⇒ http://tinyurl.com/65cvk


『The MANZAI 2』(あさのあつこ/ジャイブ カラフル文庫)

 瀬田歩(あゆむ)と秋本貴史の「ロミジュリコンビ」が返ってきた!
 こんどは「夏祭りの特設ステージで漫才を」と貴史が歩に言い寄って...。
 『The MANZAI』以来5年ぶりの続刊はカラフル文庫書き下ろし版。
 『バッテリー』と『蘭』をたしてかきまぜてすくいあげるとこれになる。
 あさの、さとう、令丈、石崎をそろえたカラフル文庫、善戦中。
                     ⇒ http://tinyurl.com/3z7ew


◆『4つの初めての物語』(さとうまきこ/ポプラ社)

 だれにもないしょで初めてのブラジャーを買いにいく綾子。
 父がバツイチだということを初めて知る真理奈。
 親友にさそわれて初めてパクチャリをする省吾。
 仲間だけの初めてのマイホームを手に入れる亮平。    (カバーより)
 4人の小学6年生がそれぞれ経験する「初めて」の物語をオムニバスで。
                     ⇒ http://tinyurl.com/66p32


◆『うそか?ほんとか? 基本紳士の大冒険』(山下篤/理論社)

 わたしは、あらゆる基本を身につけた「基本紳士」だ。
 ずいぶん長いあいだ生きてきて経験した冒険の数々をお話しよう。
 『ほらふき男爵の冒険』の日本版、とびきり奇想天外なほら話をどうぞ。
 「編集協力:斉藤洋」というクレジットに思わずとびついてしまった。
 教室で読むなら一人芝居を念頭に。役者でいえば加藤健一あたりがいいな。
                     ⇒ http://tinyurl.com/4swph


◆『人魚のすむ町 妖界ナビ・ルナ2』(池田美代子/岩崎書店フォア文庫)

 第3の目の封印が解け、超能力を手に入れたみなしごのルナ。
 「悠久の玉」をさがしてスネリともっけといっしょに港町にやってきた。
 そこで出会ったのは水を自在にあやつる不思議な大道芸人“しずく”。
 フォア文庫書き下ろしのファンタジーシリーズ第2弾をどうぞ。
                     ⇒ http://tinyurl.com/4lnyp


◆『ようこそ!おやこ寄席へ 〜落語で広がる笑いの輪』(桂文我/岩崎書店)

 『ごくらくらくご』の桂文我がおくるノンフィクションは落語のすすめ。
 生い立ちから落語との出会い、入門、修業時代、「おやこ寄席」まで。
 子どもたちに落語のおもしろさを伝えたいという熱意に惚れてご紹介。
 CDという手もあるけれど、やはりサンマは目黒、落語は生に限る!
                     ⇒ http://tinyurl.com/4lnyp


★さて、この中から読み聞かせに選んだ1冊は...次号にて。
 もしあなたなら、どの本を手にとりますか?


 *読み聞かせおすすめ本は
       こちらにも ⇒ http://www.higeusagi.com/library/menu.htm


◆『「親力」で決まる 〜子供を伸ばすために親にできること』
                        (親野智可等/宝島社)

 「親力」とは“子供を育て、包み、伸ばす親の総合力”のこと。
 教師経験21年の著者が、親力をつけるシンプルで具体的な方法を伝授する。
 直木賞作家 重松清氏 と著者 親野智可等氏 との対談も収録。
 不肖ひげうさぎ、「親力」の私設応援団としてお手伝いしています。
 読者一万人を誇るメールマガジンから生まれた教育書をあなたのお手元に。
 10月4日、5日に発売記念キャンペーンを実施するとのことです。
   *キャンペーン詳細はこちら ⇒ http://www3.tokai.or.jp/keichan/
   *本の詳細はこちら     ⇒ http://tinyurl.com/4cd69


◆『あたりまえだけど、とても大切なこと』(ロン・クラーク/草思社)

 「全米最優秀教師賞」を受賞した小学校教師の、指導のエッセンスが満載。
  「だれかが話しているときには、その人の目を見よう」
  「人に何かをもらったときには、必ず『ありがとう』と言おう」
  「全校集会のときには、おしゃべりをしてはいけない」
 “あたりまえ”のルールに添えられたエピソードの数々に唸ってしまう。
 家庭むけではなく、教師のための教育書として読むべき本とみた。
 草思社の教育書は目のつけどころがおもしろく、“あたり”が多い。
                     ⇒ http://tinyurl.com/4h5w2


◆『考える短歌 〜作る手ほどき、読む技術』(俵万智/新潮新書)

 秀作の鑑賞、ツボをおさえた実作講座、そして講座にもとづいた添削例。
 短歌を作るうえでの「言葉の技術」が簡潔明瞭に解き明かされている。
 たとえば、第四講「副詞に頼らない」では...。
   吐く息が白くなったとふと気づくあなたのいない冬はもうそこ
   吐く息が白くなったと気づくときあなたのいない冬はもうそこ
 副詞「ふと」を使うかどうかで歌のイメージががらっと変わる。納得。
                     ⇒ http://tinyurl.com/3lx3y


◆『早期教育と脳』(小西行郎/光文社新書)

 早期教育の効果を裏づける「科学的データ」を検証すると見えてくる。
 ・早期教育において信頼のできる科学的データは報告されていない
 ・もし[英語]教育を始めるとすれば、第一言語を習得したあと
 ・生活からテレビを排除すれば、育児の問題が解決するものでもありません
 根底に流れるのはノーマライゼイションの思想。内容の濃い新書だった。
                     ⇒ http://tinyurl.com/6h25e


◆『プロの書き技』(水野麻里/新風舎)

 「書きたい人ほど書かないで欲しい」という「まえがき」にドキッ。
 その心は...文章を「書く」のではなく文章で「描(えが)く」こと。
 放送作家で文章講座をもつ著者が「書き技」を実践的にアドバイスする。
                     ⇒ http://tinyurl.com/4jj4u


◆『普通の人が本を書いて怖いくらい儲かる秘術』(わらし仙人/総合法令)

 1冊を8分で読み、これまでに3万冊を読んだという書店主が書いた本。
 こんな本もあり? でも、書いたが勝ち、ですね。
 なぜって、わらし仙人のマガジンに読者登録してしまったのですから。
                     ⇒ http://tinyurl.com/57ta9


◆『中村うさぎの四字熟誤』(中村うさぎ&松田洋子/講談社文庫)

 曖昧何処、一獲税金、残業革命、誌面楚歌、住人十色、破顔一生...。
 エッセイで中村うさぎが一ひねり、マンガで松田洋子がもう一ひねり。
 仕入れたネタを、さて、どこで披露しようか。人事不正なんて使えそう。
                     ⇒ http://tinyurl.com/5kt9d


◆『プロ野球買います!』(堀江貴文/あ・うん)

 「何度でもいう。僕は本気なんだ。だから、みんな、僕に力を貸してくれ」
 黒Tシャツの堀江が吼える! 近鉄買収劇、8月中旬までのドキュメント。
 タイトルに惹かれ、また読んでしまった。32歳で500億に、ため息。
                     ⇒ http://tinyurl.com/6qblc


┌─┐
│5│おやじのつぶや記
└─┘================================================================

        ▼ 台風襲来 大雨洪水 道路冠水 床下浸水 ▼

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 明け方から体調がおかしく、風邪薬を飲んで寝こんでいました。
 「パパ、前の道路が川になってる!」
 昼すぎ、家族があわてて起こしにきました。
 朦朧とした頭のまま窓辺に行き、外を見ると...川、道路がほんとうに
 川になっているのです。
 茶色くにごった水が家の前を東から西にむかってダーッと流れています。

 あわてて外に出ると、ひざまである長靴の中にまで水が入ってきました。
 水深50センチほどでしょうか。

 まずい、車が!
 運転席のドアを開けると、泥水はひたひたでしたが車内には入っていませ
 んでした。エンジンもかかります。
 すでに湖と化した自宅のカーポートから“川”に乗りだし、近くの高台に
 車を避難させることにしました。

 エンジンをふかし、低速で進みます。波をけたてるようすはまるでモータ
 ーボートです。横山やすしはこれが好きだったなぁ、などと不謹慎なこと
 を考えながら、車を無事に避難させることができました。

 つぎは家です。
 玄関に雑誌と新聞を積みあげ、めぼしい家財を2階にあげ、食料と懐中電
 灯を用意し...。そのあいだにも水かさは増してきて、2段ある玄関前
 の階段をひたすほどになりました。

 家を建てるとき、基礎のコンクリートの高さを50センチにしてくれと注
 文したのを思い出しました。けれど、建築法かなにかの制限で30センチ
 にしかできないと断られたのも思い出しました。
 この20センチの差が我が家の運命を左右するかもしれません。
 まんじりともしないでときをすごしました。

 小一時間もたったでしょうか。いえ、もっと短かったかもしれません。
 さいわいなことに風雨ともに弱まり、近くを流れる二級河川の堤防もなん
 とかもちこたえたようです。
 玄関のドアすれすれまであがった水も、ひきはじめました。
 助かった!

 10月9日、台風22号に翻弄された“ひげうさぎ家”の顛末記でした。

 土嚢がわりにしていた雑誌をもちあげると、いちばん下の数部に水がしみ
 こんでいました。

                 ◇

 それから11日後。さらに強烈な台風23号がやってきたときには、床上
 浸水も覚悟しました。勤務校にも避難所が開設され、20人ほどの方が一
 夜をすごされたそうです。
 しかし、ほんとうにありがたいことに、居住地近辺に大きな被害をもたら
 すことなく、台風は去っていってくれました。

 ...が、翌日、妻の運転する車が原付バイクに追突されてしまいました。
 今年はほんとうに“あたり年”です。
 “ひげうさぎの本”もついでに“あたる”といいなぁ。

                 ◇

 台風22号、23号、そして新潟の大地震。
 被害にあわれたみなさまに、心よりお見舞い申しあげます。
 ご自宅の屋根の下で安心して眠れる夜が一日も早くもどりますように。

                 ◇

 新しく読者になってくださったみなさん、はじめまして。
 数あるマガジンの中から目にとめてくださり、ありがとうございます。

 継続して読んでくださっているみなさん、こんにちは。
 いつもいつも駄文におつきあいくださり、心から感謝申しあげます。

 今月の「やっぱり本が好き!」はいかがでしたか。
 次号、5年生の10月に読み聞かせた本のご紹介をおたのしみに。
 ではまた。
                             ひげうさぎ


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   そんな情報のあれこれをお伝えしたくて創刊したマガジンです。
   末永くおつきあいのほど、よろしくお願いします。

                    2004.02.08. ひげうさぎ拝

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