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やっぱり本が好き!

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━━《子どもと本をつなぐ情報誌》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇◇◇                             ◇
◇◇◇◇    ◆ やっぱり本が好き! 〜11月号〜        ◇◇
◇◇◇                             ◇◇◇
◇◇                             ◇◇◇◇
◇                             ◇◇◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.033☆2004-11-26 ━


           毎日15分でみんな本好きに!

  「子どもを本嫌いにする9つの方法」の“ひげうさぎ”がおとどけする
  教室読み聞かせおすすめ本マガジンです。
  読書好きな子どもを育てる情報を
  この道20年の小学校教師が週刊で配信します。


      **********************************************
      「子どもを本嫌いにする方法」が本になりました。

    ◆『ひげうさぎ先生の子どもを本嫌いにする9つの方法』◆
      〜親と子と教師のための読み聞かせブックガイド〜

          ⇒ http://www.higeusagi.com/top/bk.htm
      **********************************************


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              ★ め に ゅ う ★
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 【1】今月の読み聞かせ :『基本紳士の大冒険』(山下篤)
 【2】やっぱり本が好き : 486.9が飛んでいる!
 【3】濫読の記2004 : あまりにも私的な読書のおと11月編〜9冊
 【4】おふぃす更新情報 : 拙著ご紹介ページ
 【5】おやじのつぶや記 : 新潟中越 被災見舞 復興奉仕 貧者一冊
 【0】創刊のごあいさつ : 毎日15分で本好きな子に!


┌─┐
│1│今月の読み聞かせ:子どもたちの真剣なまなざしが大好きです
└─┘================================================================

   ▼『うそか? ほんとか? 基本紳士の大冒険』(山下篤/理論社)▼

                     ⇒ http://tinyurl.com/4swph
======================================================================

 前号、5年生の読み聞かせ候補にあげた7冊の中から手にとったのは、こ
 の本でした。
 児童書コーナーを歩いていて、読んでほしそうにうったえる背表紙が目に
 飛びこんできたのです。先月ご紹介した『ブンダバー』と同じですね。

 棚から取りだしてみると、表紙はなんとなくごちゃごちゃとした感じがし
 ます。ページを開くと、ところどころにイラストはあるものの、文字がつ
 まっていてとっつきにくい“顔”をしています。
 「読みにくそうだ。こりゃ、だめかな」
 と思いましたが、帯のことばにひっかかり、すこし読んでみました。

   あの「ほらふき男爵の冒険」を越える
   これがほんとのミラクル&アドベンチャー

 第一話を立ち読みしてみると、あまりよくなかった第一印象はよいほうに
 はずれていました。ページをめくるたびに、おもしろさにぐんぐん引きこ
 まれていきます。

   ………………………………………………………………………………
    わたしの名前は基本紳士。へんな名前だと思った人もいること
   だろう。そして、君たちが思っているとおり、本名ではない。で
   は、本名は?
    忘れてしまった、と言ったら信じてもらえるだろうか。たぶん
   信じてはもらえまいな。でも、それは事実なのだ。両親が授けて
   くれた名前は忘れてしまった。亀三郎だったかジョンだったか、
   はたまたホセだったか……。
   ………………………………………………………………………………

 まじめぶった語り口で読みすすめながら、
 「では、本名は?」
 で間をとり、
 「忘れてしまった」
 と落としてみましょう。
 きっとここで子どもたちに笑顔が広がるにちがいありません。

 そして、追いうちをかけるように、
 「亀三郎だったかジョンだったか...」

 この本、うまくいきそうです。すぐにレジにむかいました。

                 ◇

 わたし=基本紳士は、世界滅亡の危機を救ったことがあります。某超大国
 どうしの核戦争がはじまりそうだという情報を得たときに、大統領が最終
 ボタンを押すのを阻止するため、友人の力を借りることにしました。

   ………………………………………………………………………………
    わたしの友人に「ビッグ・イアー」というのがいる。姿は小型
   のコウモリそのもので、体長(この場合、羽を広げた長さ)17.8
   センチメートル、体重35.2キログラム。その名のとおり耳が
   とても大きい。
   ………………………………………………………………………………

 ここで「あれっ?」とひっかかったらたいしたものです。
 どこがおかしいか、耳から入ってきたことばだけで聞きとり、理解できて
 いるからです。

   ………………………………………………………………………………
    そう、体の大きさは、わずかエンピツほどしかないのに、体重
   は人間の子どもほどもあるということだ。顔はかわいいコブタの
   ようで、おまけに声も小さいので、その体重を忘れてついうっか
   り指にぶら下げようものなら大変なことになる。現にこのわたし
   は、ビッグ・イアーのおかげで三度指を骨折している。ビッグ・
   イアーがとまったために、わたしの家の応接間にある高価なシャ
   ンデリアが落ちてきたことも一度や二度ではない。カーテンも落
   ちるし、物干しざおも折れる。
   ………………………………………………………………………………

 ここまでくれば情景が目にうかび、“おかしい”理由がわかりますね。
 そして、「なんだ、この本はほら話か」と納得し、心身ともにリラックス
 して聴ける態勢ができあがります。
 荒唐無稽な話にはじめは面食らいながらも、こんどの本はシリアスもので
 はない、笑っていいんだな、と気がつくわけです。
 そうなればしめたもの。読み手のペースですすめることができます。

 ──荒唐無稽。
 そう、本書はまさに現代版「ほらふき男爵の冒険」です。

 百年睡眠の技で眠り、千里眼の術をつかってコロンブスといっしょに新航
 路を発見し、透明になる技で孫悟空の子孫の猿を助け、「重量下げ」の技
 でビッグ・ノーズとともにライト兄弟を...そんな「ほら話」が五話、
 たっぷりつまっています。

                 ◇

 本書はモノローグ、独白の形で書かれています。読み聞かせにはすこしむ
 ずかしく感じるかもしれません。
 回想場面では対役が登場し会話文が入りますが、基本的に「わたし=基本
 紳士」の語りですすめられているからです。状況説明が長く、単調になっ
 てしまいがちなので注意が必要です。

 そこでどうするか。
 一人芝居を思いうかべてみてください。舞台にいるのはあなた一人。スポ
 ットライトのあたった役者になったつもりで、観客に語りかけるように、
 緩急をつけて読んでみてください。

 それから、注意をもう一点。
 聞き手を小ばかにしたような言い方がところどころに出てきます。

 「わたしに比べれば、まるで基本の足りない、想像力の乏しい君たちは」
 「まあしかし、君たちが考えるくらいのことは、わたしならとっくに考え
 ておる」
 「まあよい。君たちは、その基本をようやく身につけようとしているとこ
 ろだからな」

 皮肉やいやみではなく、ジョークだと笑いあえる関係が子どもたちとのあ
 いだにできているといいですね(よけいなお世話かな)。

 いずれにせよ、挑戦してみる価値のある本です。
 5分ずつ読んで各話5〜7回ほど。全編読むには30回くらいかかります。
 歯ごたえのあるほら話、子どもたちとたのしんでみませんか。

                 ◇

 おまけの話。

 書店で立ち読みしているとき、“におい”がしました。この本の雰囲気に
 どこかで触れたことがある、という感覚です。

 イラストは森田みちよ。『ぶたぬきくん』を描いた人です。
 もしかしたらと思い、奥付を見てみました。

 ビンゴ!
 「編集協力 斉藤洋」
 そうです。これは斉藤洋の手の入った本だったのです。
 (登場人物のネーミングあたりにサジェスチョンしているのではないかと
 にらんでいます)


★ 山下篤の本 ★

◆『ぼくの犬、バモス 』(偕成社)
 9歳の誕生日のちょっとまえ、茶色くてふわふわのおまえが、ぼくのとこ
 ろにやってきた。ぼくは、その日のことをきっと一生わすれない-。
 海辺の町にくらす少年と犬の物語。         (「MARC」より)
 この本がデビュー作で、『基本紳士』が2冊目のようです。
                     ⇒ http://tinyurl.com/5crht


 *読み聞かせおすすめ本は
       こちらにも ⇒ http://www.higeusagi.com/library/menu.htm


┌─┐
│2│やっぱり本が好き:子どもの本のお役立ち情報をおとどけします
└─┘================================================================

           ▼ 486.9が飛んでいる! ▼

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 ある授業のあと、5年生の子が日記がわりのノートにこんな作文を書いて
 きました。

   ………………………………………………………………………………
    ねようとしたときだった。
     ブゥーン ブゥーン
    なんだか、かがとんでいるのかと思った。
    電気をつけると、486.9がとんでいるではないか!
    486.9のたいじさくせんがけっこうされた。
     バチン バチン
    手が赤くなるだけで、486.9は死なない。
    もうあきれて、まどを開けて、おいたてるようにしてだした。
   30分がたっていた。
   「あー、ねむい」
    と言いながらねむろうとしたけど、なかなかねむれない。
    486.9が出現したのはびっくりでした。
   ………………………………………………………………………………

 ある授業──それは授業参観でした。
 国語や算数ではなく、「学校図書館の利用指導」という分野の「図書の分
 類」をとりあげ、学習した1時間です。

 この授業と“486.9”の作文がどう関係するのか。
 それは...。

                 ◇

 1.世の中のありとあらゆる本を、そのテーマや内容によって「0」〜
  「9」の10種類に分類する。
   「1」=哲学
   「2」=歴史・地理・伝記
   「3」=社会科学
   「4」=自然科学
   「5」=技術・家庭
   「6」=産業
   「7」=芸術・スポーツ
   「8」=言語
   「9」=文学
  そして、どれにもあてはまらないものを「0=総記」とする。
                 *以下、「0」の分類は省略します。

 2.しかし、10種類だけでは分け方が足りないので、たとえば「4=自
  然科学(算数・理科)」の中をまた「0」から「9」の10種類に分ける
  ことにする。
   「41(よんいち)」=数学(算数)
   「42」=物理(光・音・力)
   「43」=化学
   「44」=天文・宇宙
   「45」=地球
   「46」=生物
   「47」=植物
   「48」=動物
   「49」=医学・薬学
  これで、ぜんぶで100の分類ができあがる。

 3.それでも分類が足りないことがあるので、さらにこまかく、たとえば
  「48=動物」も10種類に分けていく。
   「481(よんはちいち)」=一般動物学
   「482」=動物誌
   「483」=無脊椎動物(アメーバ・ゾウリムシ)
   「484」=軟体動物・貝(かたつむり、貝)
   「485」=節足動物(えび・かに・くも)
   「486」=昆虫
   「487」=脊椎動物(魚、かえる、へび)
   「488」=鳥
   「489」=哺乳類
  この段階で「000」から「999」の1000分類となる。

 4.小学校の図書館ではこの1000分類までのことが多いが、一般の図
  書館ではさらにもう一段こまかく、たとえば「486=昆虫」も、その
  本のあつかう昆虫の種類によって10種類に分けられている。
  その場合、小数点をつけ、右側に桁が増えていくことになる。
   「486.1(よんはちろく てん いち)」=一般昆虫学
   「486.2」=シミなど
   「486.3」=シロアリ・トンボなど
   「486.4」=バッタなど
   「486.5」=カメムシ
   「486.6」=ゲンゴロウ、ホタル
   「486.7」=ハチ
   「486.8」=チョウ
   「486.9」=ハエ

 5.図書館では、このように分類した番号を書いたラベルを本の背表紙に
  貼り、順序よく本棚にならべるようにしている。読みたい本、調べたい
  本をさがすとき、この分類にしたがうとたいへん便利である。

     *分類はNDC第9版による。表現を変えたところもあります。

                 ◇

 ざっとこんな授業です。
 (もちろん、このとおりに話したわけではありません。いろいろな本を実
  例として見せ、ことばをおぎない、プリントを配布し、クイズや作業を
  とりいれながら、わかりやすく説明した...つもりです)

 図書の分類法を知ることで本そのものへの興味が深まるでしょうし、図書
 館への親しみも増すでしょう。また、ふだんあまり手にしない分野の本に
 も目がむくようになるでしょう。

 そんなねらいをもっておこなった授業を保護者のみなさんにも参観してい
 ただき、「ヘェ」を連発していただいたわけです。

 さて、はじめの作文にもどります。
 もうお気づきでしょう。

 「電気をつけると、486.9がとんでいるではないか!」
            ↓
 「電気をつけると、“ハエ”がとんでいるではないか!」

 翻訳すると、こういうことです。
 学習した内容を正しく理解し、作文にとりいれているのがわかりますね。

 それにしても、5年生にしてこのユーモア感覚。脱帽です。
 またしても子どもに一本とられてしまいました。

                 ◇

 ところで、今回の授業をするにあたっていろいろ調べたところ、はっとす
 ることに気づかされました。

 「本は“もとの”場所に返しなさい」

 子どもたちに学校図書館の使い方を指導するとき、何年生であってもまず
 最初にこう教えてきました。20年のあいだずっとです。
 けれど、これではいけないことがわかったのです。

 図書の分類法(の基本)を学習した子どもたちには、こう教えなければなり
 ません。

 「本は“正しい”場所に返しなさい」

 たまたま間違ったところに置かれていた本を手にしたとき、その本は“も
 との”場所ではなく“正しい”場所に返さなければならない、という意味
 です。
 担任にとっても「目からウロコ」の授業でした。


★ 学校図書館にたずさわる方へ ★

◆『コピーしてつかえる学校図書館活用資料集』
            (市川市学校図書館教育研究部会/エルアイユー)
 市川市は学校図書館、公共図書館の活動がとてもさかんなところです。
 今回の授業を構成するにあたり、上記の本がおおいに参考になりました。
                     ⇒ http://tinyurl.com/6pn79


┌─┐
│3│濫読の記2004:あまりにも私的な読書のおと11月編〜9冊
└─┘================================================================

◆『魚だって恋をする』(今江祥智/BL出版)

 「初恋は、いつの時代も不自由だ。」(帯のコピーより)
 剣の修業にはげむ新太郎の前にあらわれたのは、小料理屋の娘、舞。
 いつ読んでも、なにを読んでも、今江の描く少女に恋をしてしまいそう。
 おいしくて、さわやかで、甘酸っぱくて、しなやかな物語をどうぞ。
                     ⇒ http://tinyurl.com/5xfqo


◆『少年名探偵 虹北恭助のハイスクール☆アドベンチャー』
                  (はやみねかおる/講談社ノベルズ)

 かくれた名作「虹北恭助」シリーズ、待望の4冊目がとどきました。
 はやみね原作でコミックスになった4話をノベライズ。
 はじめは小学生だった恭助も、もう高校生の年齢になりました。
 響子ちゃんとの仲は...。書き下ろしの第5話がうれしい一冊です。
                     ⇒ http://tinyurl.com/6m66u


◆『まんじゅうこわい』(斉藤洋/あかね書房)

 斉藤洋の落語の本です。古典落語を大胆に翻案して書きました。
 表題作のほか、「親子酒」「できごころ」の3話を収録。
 「この本にかくされた“しかけ”は、まだだれにも指摘されていない」
 と、斉藤本人が講演で言っていました。さて、そのしかけとは?
                     ⇒ http://tinyurl.com/6jevx


◆『えりなの青い空』(あさのあつこ/毎日新聞社)

 えりなは小学5年生。のんびりやさんのうえ、ちょっと変わっています。
 なぜって、新聞紙をしいて学校の中庭に寝ころぶのが大好きなのです。
 そんなえりなのとなりに、学級委員の鈴原さんが寝ころびました。
 あさのあつこの新刊は二人の女の子の物語...友だちって、なんだろう。
                     ⇒ http://tinyurl.com/6qolp


◆『夜明けの巨大地震 』(オズボーン/メディアファクトリー)

 大人気「マジック・ツリーハウス」のシリーズ第12巻が発売されました。
 ジャックとアニーは中西部で竜巻に、サンフランシスコで大地震に...。
 あまり本に興味を示さない息子に「早く読みたいな」と言わせた本です。
 トレドラははずさない娘が「ラストクリスマス」を見ずに読んだ本です。
                     ⇒ http://tinyurl.com/6eal3


◆『未来のおもいで』(梶尾真治/光文社文庫)

 カジシンの新刊は熊本を舞台にした文庫書き下ろしの長編ファンタジー。
 デザイナーの滝水は、白鳥山の山中で沙穂流という女性に出会います。
 「リリカル」という形容がぴったりの美しい愛の物語。結末にホロリ。
 「未来」は「あした」と読みます。さて「あしたのおもいで」とは?
                     ⇒ http://tinyurl.com/47ceh


◆『代筆屋』(辻仁成/海竜社)

 辻は駆け出し小説家のころ、「代筆屋」を兼業していたそうです。
 代筆屋 ─ 依頼人になりかわって、心をとどける手紙を書く仕事です。
 「いい手紙は、人生を変える」というコピーに惹かれ、衝動買いしました。
 エッセイのようなフィクションのような、不思議な味わいのある一冊です。
 小春日和の昼さがり、ミルクティーを飲みながら読むのに似あいそう。
                     ⇒ http://tinyurl.com/53zaz


◆『もっと強く、もっと愚直に』(元木由記雄/講談社)

 明治大学から神戸製鋼へ。現役日本代表最多キャップをほこる元木。
 彼は「パニック障害」という病気に見舞われ、人知れず苦しんでいました。
 ひたむきに、愚直にラグビーとむきあい、病気を克服していく姿に感動。
 スポーツ選手の半自伝として、ビジネス書として、教育書として、どうぞ。
                     ⇒ http://tinyurl.com/3m4l4


◆『たとえゴールが遠くても』(喜多嶋隆/光文社文庫)

 “ハワイ・釣り・湘南”の喜多嶋隆、新刊は「CFギャング」第4弾です。
 CFディレクターの爽太郎は特殊防犯ガラスのCF作成を引きうけました。
 クライアントが驚くほどのコンテを実現するため、ホノルルへ飛びます。
 「読む人を元気づけるために小説を書きます」(「あとがき」より)
 著者の弁がうれしい一冊です。はるかな青い空を思いうかべながら。
                     ⇒ http://tinyurl.com/5egd6


 *読み聞かせおすすめ本は
       こちらにも ⇒ http://www.higeusagi.com/library/menu.htm


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│4│おふぃす更新情報:管理人サイトのおすすめ情報です
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            ▼ 拙著ご紹介ページ ▼

               ⇒ http://www.higeusagi.com/top/bk.htm
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 拙著が流通しはじめてから3週間。さまざまなできごとがありました。目
 まぐるしい毎日をすごしてきました。

 多くの方が貴重な時間とスペースをさいてウェブで紹介してくださったり、
 メールマガジンにとりあげてくださったりしました。
 心のこもったレビューを書いてくださった方も、ていねいな感想をとどけ
 くださった方もいらっしゃいました。

 「まぐまぐ」の「本になったメルマガ」コーナーでは、「今月のピックア
 ップ!」の1冊にとりあげられました(←これ、見ものです)。

 オンライン書店bk1のジャンル別週刊ランキングでは、初登場で3位に
 ランクインしました。
 (それなのに、なぜかアマゾンには1冊も入荷していません)
 地元の書店さんも、平積みにして並べたりPOPをつくったりして盛りあ
 げてくださっています。

 そして、なんと言っても、たくさんの方が本書を手にしてくださいました。
 「おもしろいから読んでみて」とまわりの方にすすめてくださいました。
 ほんとうにありがとうございます。
 心からお礼申しあげます。

 これら拙著にかかわるさまざまな情報を一覧できるページをつくりました。
 どうぞご覧になってください。

 また、本をお読みになってのご意見・ご感想など、なんなりとお寄せくだ
 さい。お待ちしています。

               ⇒ http://www.higeusagi.com/top/bk.htm


★ こちらもどうぞ ★

◆「webたまてばこ」には教育のヒントが満載!
      ⇒ http://www.higeusagi.com/wtnavi/navi.cgi?mode=ranking

◆「ひげうさぎ文章教室」で作文・日記が書けるようになる!
             ⇒ http://www.higeusagi.com/wt/bunshou.htm

◆「maika`i通信」は5年1組の学級通信〜リアルタイムでおとどけします
    ⇒ http://www.higeusagi.com/wtnavi/navi.cgi?mode=part&part=11
           (「maika`i通信」はPDFファイルになっています)


┌─┐
│5│おやじのつぶや記
└─┘================================================================

        ▼ 新潟中越 被災見舞 復興奉仕 貧者一冊 ▼

======================================================================

 三好一美(みよしかずみ)さんという“ネッ友”がいらっしゃいます。おし
 ごとのかたわら英米文学の翻訳をなさっている方で、大人気の児童書『モ
 リー・ムーン』シリーズ(早川書房)の訳者としても知られています。

 その三好さんから、新潟中越地震の被災地に読み聞かせボランティアに行
 くにあたってどんな本を持って行ったらよいか、というお問い合わせをい
 ただきました。三好さんはご実家が新潟県内にあり、大きな被害のあった
 山古志村ともご縁があるのだそうです。

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  「MMJB NEWS」2004-11-06号より
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 *-*-*-*-*-*-*
 “時間を止める”力があったらとしたら?
 *-*-*-*-*-*-*

 ★わたしにできること

 新潟中越地震被災者の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。“時間を
 止める”力があったら何ができたでしょう? 避難生活を余儀なくされて
 いる方々のストレスは想像をはるかに越えるものです。こんなとき自分に
 何ができるだろう――義援金、そして・・・そうだ、モリー・ムーンの本
 がある!
 思い立ってさっそく全村避難となった山古志村の子どもたちに本のプレゼ
 ントと読み聞かせの手筈を整えました。山古志は父が永年交流を続けてき
 た場所です。わたしは山古志の飛び切りのお米で育ったのです。

 ------------------------------------------------------------------
                        ─ 引用ここまで ─
 ------------------------------------------------------------------

 被災地救援活動の一環として、山古志の子どもたちに本をプレゼントし、
 読み聞かせのボランティアをしに行かれるとのこと。
 休暇をとり、みずから現地におもむかれてのボランティアです。
 このおこころざしにたいへん感銘をうけました。

 読んでもらった子どもが元気になるような本を教えてほしい、とのご要望
 でした。
 いくつかの書名をご連絡しましたが、それだけでなく、ぼくにもなにかお
 手伝いができないかと考えました。そして、拙著をいっしょに持って行っ
 ていただいたらどうだろうと思いつき、三好さんにお願いしてみました。

 三好さんは“便乗ボランティア”というぼくのあつかましいお願いをここ
 ろよく引きうけてくださり、
 「『ひげうさぎの本』新潟へ行く」
 とあいなったしだいです。

 この非常時、ホンよりもパンを、と言われるかもしれません。
 人に頼まず自分で行け、という声も聞こえてきそうです。
 けれど、いまのぼくには自分で新潟まで出かける余力がありません。
 義援金という形も考えましたが、せっかく三好さんが直接にお出かけくだ
 さるのです。読み聞かせのお手伝いになることをしたいと考え、拙著の寄
 贈を思いつきました。貧者の一灯ならぬ、貧者の一冊ですね。

 先日、現地からおもどりになった三好さんからご報告のメールニュースを
 いただきました。どうぞご覧ください。

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  「MMJB NEWS」2004-11-20号より
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 Dear Friends,

 *-*-*-*-*-*-*
 あー、催眠術がつかえたら!
 *-*-*-*-*-*-*

 新潟中越地震で避難生活を続けている山古志村の子どもたちに、本のプレ
 ゼントと読み聞かせをしますと書いたところ、たくさんのご支援・ご声援
 をいただきました。ひげうさぎ先生から『子どもを本嫌いにする9つの方
 法―親と子と教師のための読み聞かせガイドブック』、ブックレビューの
 大御所松山真之助さんから『ねずみとサンタクロース』(まつやまのりも
 作)、そして大学宇宙工学コンソーシアム事務局長の川島レイさんからは、
 可能性への挑戦と元気を語った『上がれ! 空き缶衛星』がたくさん届きま
 した。
  http://www.higeusagi.com/top/bk.htm
  http://world-reader.ne.jp/books/matsuyama-011222.html
  http://future.way-nifty.com/reiland/

 『ねずみとサンタクロース』の本はもう在庫がないのですが、お父さんの
 “しんのすけさん”が職場の方と思いを込めてプリント製本し、一冊ずつ
 被災された皆さんに励ましのメッセージを書いてくださいました。ひげう
 さぎ先生の本にもサインとメッセージが丁寧に書かれていました。みんな
 の思いを載せて、11月18日、モリー・ムーンの本と共に山古志村の種
 苧原地区の皆さんが避難されている長岡大手高校体育館に到着しました。

 二つある体育館の大きいほうに皆さんが暮らしています。小さいほうの体
 育館では、半分で大手高校の生徒がいつも通りバレーやバスケットの練習
 をしていて、ファイトオオオ(気勢)、ダダダダダ(走る音)、ビシッバ
 シッ(ボールを打つ音)、半分は支援物資置き場とボランティア&役場の
 方が活動する場。そして一角に子どもコーナー(子どもの家)。4時にな
 ると小学生たちが帰ってきます。
 体育館の外には、古着や、おもちゃ&ゲームなどがフリーマーケット状態
 で並んでいて、子どもたちが群がります。外で遊んでくれるボランティア
 もいて、子どもたちは表面上、結構元気がありました。山の子どもたちは
 ひょっとして、物質的には今までにないほど裕福な状態かもしれません。
 芸能人も次から次へと慰問に来ます。

 このような状況ですから、子どもたちがたくさん集まって静かに本を読ん
 でもらうなどということはありえません。それでも、テレビやゲームに夢
 中になっている子を尻目に、本に興味をもった小学生が5−6人が集まり、
 話を聞いてくれました。「漢字は読めネエ」と文句をいいながら、『ねず
 みとサンタクロース』や『なぞなぞライオン』を、逆に私に読んでくれる
 幼稚園の子もいました。

 「何かな?」と、通りかかったお母さんたちにも本をお見せすると、嬉し
 そうに手にとってくれました。実は、若いお母さんたち(つまりお嫁さん
 たち)がいちばん心のケアを求めています。お嫁に来た若い母さんたちは
 気の休まる暇がありません。実家も被災された地域にある方が多いでしょ
 う。両親のところへ行く間もないと聞きました。みんなが苦労していると
 きに泣き言をいってはいけないと、我慢し続けているようです。

 ごくごく危険な地域を除いては、ボランティア活動のおかげで、結構手は
 足りつつあると聞きました。物資面も皆さんの気持ちがたくさん届いてい
 ます。でも、お母さんたちの心はどうやったら癒すことができるでしょう。
 モリー・ムーンの著者ジョージアの手紙を思い出し、このときほど、催眠
 術がつかえたらどんなにいいかと思ったことはありませんでした。
  http://www.molly-moon.jp/04.html?_04.html=l1

 その場でお渡しした本以外は、分散している避難所に山古志村役場の方が
 配本してくださいます。役場の方も同じ被災者なのに、嫌な顔ひとつせず、
 とても元気にはきはきと対応してくださいました。今回のアレンジを快諾
 くださった山古志村役場のKさん(男性)、現場で対応くださったUさん
 (女性)の笑顔が忘れられません。実際に現地へ行ってみると、書くこと
 があまりにもたくさんあります。ほんの断片ですが、ご支援・ご声援いた
 だいた皆さまにお礼とご報告まで。

★『絞首台までご一緒に』がWebook of the Dayで紹介されました
  http://webook.tv/
 Webook Travel Inc.とは??うーむ、楽しみですね!!
  http://amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150747210/mollymoonjp-22/

★勇気・挑戦のポジティブ思考がどんなに大切かを教えてくれるモリーの物語。
  ご家族でお楽しみいただける他、お子さんのいらっしゃる方へのちょっ
  としたプレゼントや販促ギフトに喜ばれています。ぜひモリー・ムーン
  をご利用ください。

 『モリー・ムーンが時間を止める』はこちらから↓
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 購入が難しい場合は、info@molly-moon.jp までご一報ください。
 プレゼント用にサイン等をご希望の方も、info@molly-moon.jp まで。

 『モリー・ムーンの世界でいちばん不思議な物語』を読んでいない人は、
 この機会にぜひ↓
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 ※このメールは三好一美の友人ならびに名刺交換させていただいた方に
  お送りしています。もしご迷惑であればお手数でもご一報ください。
  ⇒ info@molly-moon.jp

  頓首

  ★@@〜☆@@〜★@@〜
  三好 一美 Kayes Miyoshi
  『モリー・ムーンの宝石箱』
  http://www.molly-moon.jp
  c/o パイロエンタープライズ
  東京都港区北青山3-12-7
  カプリース青山605 〒107-0061
  Phone/Fax: 03 3499 3736
  Mobile: 090 4436 9288
  Email: info@molly-moon.jp
  ★@@〜☆@@〜★@@〜

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                        ─ 引用ここまで ─
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 テレビや新聞からは伝わりにくい現地のようすが、手にとるようにわかる
 レポートです。

 ホンは目の前の生活再建には役立たなかったかもしれませんが、被災され
 たみなさんの心にあたたかい灯をポッとともすことができたようです。
 心の底から読書をたのしめる日が一日も早く子どもたちにもどることを祈
 っています。

 なお、『モリー・ムーン』の本に興味を持たれた方は、ニュース文中に記
 載の公式サイト「モリー・ムーンの宝石箱」をご覧ください。
 かなり分厚い本ですが、ぼくの娘はモリーの催眠術にかかったかのように
 読みふけり、2冊ともあっというまに読破してしまいました。
 いまの5年生のクラスでも、この本を図書館で借りて読んでいる子が何人
 かいます。二転三転するハラハラドキドキのストーリーをたっぷり堪能し
 ているようすがうかがえます。

 また「MMJB NEWS」と題された「モリー・ムーン」関係のメールニュース
 (不定期発行)の配信をご希望の方は、三好さんまでご連絡ください。

                 ◇

 新しく読者になってくださったみなさん、はじめまして。
 数あるマガジンの中から目にとめてくださり、ありがとうございます。

 継続して読んでくださっているみなさん、こんにちは。
 いつもいつも駄文におつきあいくださり、心から感謝申しあげます。

 今月の「やっぱり本が好き!」はいかがでしたか。
 次号は5年生に読み聞かせた本をご紹介する予定です。
 ではまた。
                             ひげうさぎ


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  ★公開してもよいメッセージは...
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  ★“ひげうさぎ”への個人的なメッセージは...
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  ご来訪記念にひとことご記帳くださいませんか。
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  各号の「めにゅう」が掲載してあるので、検索に便利です。
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│0│創刊のごあいさつ:毎日15分で本好きな子に!
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   毎日かならず5分、本の読み聞かせをしています。
   毎日かならず10分、読書タイムをとっています。
   毎日の15分を1年間つづけると、かならず本好きになります。
   そんな情報のあれこれをお伝えしたくて創刊したマガジンです。
   末永くおつきあいのほど、よろしくお願いします。

                    2004.02.08. ひげうさぎ拝

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