とっぷぺーじ

since 2000.10.07.
おふぃす
ひげうさぎ WHO?
お役立ちリンク
出席簿
濫読の記
ひげうさぎの本
∇よみもの
webたまてばこ
小学生の日記教室
頭の体操
図書室
メールマガジン

∇アルバム
こどもたち
図工作品集
ひめの部屋
「湘南」
∇オアフの風
写真集&旅行記
∇ひろば
うさぎの黒板
こどもの黒板
おえかき黒板
ついったー
めーる
メールはこちら


メールマガジン

やっぱり本が好き!

バックナンバー







━━《子どもと本をつなぐ情報誌》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇◇◇                             ◇
◇◇◇◇    ◆ やっぱり本が好き! 〜2005年11-12月号〜  ◇◇
◇◇◇                             ◇◇◇
◇◇                             ◇◇◇◇
◇                             ◇◇◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.054☆2005-12-30 ━



           毎日15分でみんな本好きに!

     『ひげうさぎ先生の子どもを本嫌いにする9つの方法』の
    著者による、(たぶん)隔週刊のメールマガジンです。
    本好きな子どもを育てるお役立ち情報を、
    読み聞かせなど読書活動20年の小学校教師がおとどけします。



〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃
              ★ め に ゅ う ★
〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃

 【1】今月の読み聞かせ :『いちばんはじめのおくりもの』
 【2】やっぱり本が好き : ブンダバー!
 【3】ひげうさぎの本棚 :『ひげうさぎ先生のだれでも書ける文章教室』
 【4】濫読の記2005 : あまりにも私的な読書のおと12月編〜4冊
 【5】おふぃす更新情報 : あまりにも私的な十大ニュース2005
 【6】おやじのつぶや記 : 環境激変 発行中断 配信継続 改革断行
 【0】創刊のごあいさつ : 毎日15分で本好きな子に!



  ┌─ 今日の戯句 ──────────────────────┐
  │                             │
  │   いもふかしとなりはなにをくうひとぞ         │
  │                             │
  │   ひげうさぎはねてはしってしはすかな         │
  │                             │
  │   くりすますおやじどもにはくるしみます        │
  │                             │
  │   ふゆやすみなつたとたんにかぜつぴき         │
  │                             │
  └────────────────────── ひげうさぎ ─┘



┌─┐
│1│今月の読み聞かせ:子どもたちの真剣なまなざしが大好きです
└─┘================================================================

  ▼『いちばんはじめのおくりもの』(なかむらきよこ/女子パウロ会)▼

                     ⇒ http://tinyurl.com/9kanv
======================================================================

 はじめに、わたくしごとを少々。

 ぼくはクリスチャンホームに育ちました。父はプロテスタント教会の牧師
 です。

 少年期は高度成長のまっただなか。
 「大きいことはいいことだ」
 「オー!、モーレツ」
 「はっぱふみふみ」
 に象徴される時代でした。

 クリスマスはごちそうにケーキ、ツリーをかざってイルミネーションを点
 灯し、サンタクロースにプレゼントをお願いする、という風習が一般家庭
 にもひろがりはじめていました。

 「クリスマスプレゼント、なにがほしい?」
 「サンタさんに『〜ください』ってお願いしたんだ」
 「うちはクリスマスとお正月あわせて、〜にしてもらうつもり」

 友だちどうしでそんな会話がふつうになされるようになっていました。

 しかしながら、わが家には“クリスマス”はありませんでした。
 いえ、正確にいうと、ごちそうもケーキもツリーもイルミネーションも、
 そしてプレゼントも...そう、“クリスマスっぽいもの”はありません
 でした。

 “教会の子”なのになぜうちには“クリスマス”がないのだろうと、子ど
 も心に思ったものです。

                 ◇

 現任校はキリスト教主義の学校なので、毎朝、子どもたちといっしょに礼
 拝をまもっています。礼拝では、職員が輪番で10分ほどのお話をするこ
 とになっています。

 クリスマスのすこし前に当番がまわってきたので、絵本を題材にしてクリ
 スマスのお話をすることにしました。そのときに読んだのが、今回とりあ
 げた『はじめてのおくりもの』です。

   ………………………………………………………………………………
   ひつじかいの少年サムは、けがをしたこひつじをお父さんにもら
   います。サムはこひつじにプチと名をつけ、てあてします。プチ
   のけがはよくなり、二人はなかよしになります。

   ある晩、ひつじかいたちのもとに天の使いがあらわれ、ベツレヘ
   ムに救い主がお生まれになったことをつたえます。

   サムもいっしょにベツレヘムに行くと、生まれたばかりのイエス
   さまが飼い葉おけにねむっていました。

   サムは寒そうなイエスさまになにかプレゼントしたくて、なやみ
   考えたすえに...。
   ………………………………………………………………………………

 というあらすじの絵本です。

 クリスマスのできごとと、キリスト教でたいせつにしているクリスマス本
 来の意味がシンプルに、そしていもとようこの絵によってあたたかく表現
 されています。

 初版発行が1983年。版を重ね、手元にある本の奥付には「2002年
 11刷」となっています。それだけ読みつがれている絵本なのでしょう。

                 ◇

 さて、クリスマスはキリストの誕生を祝う日です。神がひとり子をわたし
 たちのもとにつかわしてくださった、その恵みに感謝し、喜びをわかちあ
 う日です。キリスト教ではそう教えます。

 この日にプレゼントのやりとりをするのは、クリスマスの喜びをわかちあ
 うことを象徴したものです。ですから、プレゼントがなくてもキリスト教
 のクリスマスはなりたちますし、プレゼントがクリスマスのメインイベン
 トとはなりえません。

 かざりつけること、プレゼントのやりとりをすることに気をとられてしま
 うと、クリスマス本来のメッセージがうすれてしまいます。

 牧師である父が“クリスマスっぽいもの”をかたくなまでにこばむことで
 家族に伝えたかったのも、そういうことだったのだと、いまになって思い
 ます。

 ここまで書けば、ひつじかいの少年サムがイエスさまにプレゼントしたも
 のがなんだったのか、みなさんもおわかりになりますね。

                 ◇

 礼拝では全校児童──といっても150人ばかりですが──の前でお話を
 するので、これまで担任として30人ほどの学級でおこなっていた読み聞
 かせのかたちはとれません。児童席が横に広く配置されているので、絵本
 を開いて左右にふって見せながら、というのも無理があります。

 そこで、挿絵を拡大カラーコピーして紙芝居をつくり、お話することにし
 ました。

 もとの絵本はぜんぶで11場面あります。そのなかから6場面をえらんで
 紙芝居形式につくりなおし、裏に文章を書きました。

 もとの文章では説明や描写が最小限におさえられているので、饒舌にはな
 らないようにしながらも、聞き手の理解をたすけるためにすこしばかり文
 章を書きくわえることにしました。

 たとえば、つぎのように一文をつけたして読みました。

   ………………………………………………………………………………
   「いたいけど、ちょっとがまんするんだよ。
    おとうさんは、ぼくがけがをしたとき、
    いつもこういうんだ」

   サムは、こひつじにプチというなまえをつけました。
   そうしてプチのけがは、だんだんよくなっていきました。
   ………………………………………………………………………………
                 ↓
   ………………………………………………………………………………
   「いたいけど、ちょっとがまんするんだよ。
    おとうさんは、ぼくがけがをしたとき、
    いつもこういうんだ」

   そう言って、サムはこひつじのてあてをしてやりました。

   サムは、こひつじにプチというなまえをつけました。
   そうしてプチのけがは、だんだんよくなっていきました。
   ………………………………………………………………………………

 絵を間引くことも、カラーコピーして紙芝居にすることも、文章を書きく
 わえることも、どれも「絵本の読み聞かせ」としては禁じ手ではあります
 が、いっぺんに150人に伝えるにはしかたありません。

 「『クリスマスプレゼント』って、なんでしょう」
 とひとことだけ前置きをして、紙芝居をとりだしてお話をはじめました。

 クランツのろうそくにともった4本のあかりのもと、子どもたちはクリス
 マスのメッセージにじっと聞きいってくれました。

                 ◇

 職員室で話題になったエピソードをひとつ。

 「うちの子に『クリスマスプレゼント、なにがいい?』って聞いたら、
  『平和』
  って言うんです。先生、なにかよいお知恵はないでしょうか」

 あるクラスの担任にこんな相談があったそうです。

 この話を聞いて、世の中のおとなすべてにたいする子どもからの問題提起
 だと、ぼくはうけとりました。

 みなさんなら、どんなふうにおこたえになりますか?
 みなさんなら、どんな「平和」をプレゼントなさいますか?

                 ◇

 明日は12月25日。
 読者のみなさまにも、心から、メリークリスマス!


★ クリスマスにおすすめ ★

◆『クリスマスをめぐる7つのふしぎ』(斉藤洋/理論社)

 斉藤洋がクリスマスをとりあげると、こうなります。
 『ぶたぬきくん』の森田みちよとの共作で、あったかくしあがりました。
                     ⇒ http://tinyurl.com/ceats


 *読み聞かせおすすめ本は
       こちらにも ⇒ http://www.higeusagi.com/library/menu.htm



┌─┐
│2│やっぱり本が好き:子どもの本のお役立ち情報をおとどけします
└─┘================================================================

             ▼ ブンダバー! ▼

======================================================================

 「ブンダバー」は愛らしい黒ねこの名前。ポプラ社から出版されている人
 気児童書シリーズの主人公で、著者は くぼしまりおさん です。

 そのブンダバーから、メールマガジン「やっぱり本が好き!」読者のみな
 さまにあててお手紙がとどきました!

 さっそくご紹介しましょう。


  … … … … … … … … … … … … … … … …

   みなさん、こんにちは。
   ぼく、ブンダバー!
   おしゃべりができる黒ネコで〜す。
   どうぞよろしく!

   一年とちょっと前のこと。
   ぼくね、インターネットで「ブンダバー」って、自分の名前を検
   索してみたの。
   そうして、いくつかヒットした中に、ひげうさぎさんのメールマ
   ガジン「やっぱり本が好き!」がありました。ぼくが登場する物
   語「ブンダバー」を紹介しているページでした。

   このひげうさぎって、どんな、うさぎだ?
   ぼくは、興味をもちました。
   ひげが、ボォーボォー、はえているのかな?
   なに色の毛皮を着ているのだろう?
   しっぽは、やっぱり、丸いのだろうか?
   知りたくて、知りたくて、たまらなくなりました。

   そこで、ひげうさぎさんに、メールを送ってみることにしました。

   だけど、だれでも、そうだと思うけど・・・。
   会ったこともない、見たこともない「うさぎ」に、いきなりお手
   紙するのって、とっても、勇気がいるものです。

   ぼくも、そうでした。
   もし、ひげうさぎさんがいじわるうさぎさんだったら、どうしよう!
   メールを送信する時、肉きゅうが、ブルブル、ふるえたのを覚え
   ています。

   メールを送った次の日。
   ひげうさぎさんから、お返事が届きました。
   すごぉ〜く、楽しいメールでした。
   ひげうさぎさんは、いいうさぎさんだったのです!

   ぼくと、ひげうさぎさんは、メル友になりました。

               * * *

   ブンダバー・シリーズの主役は、もちろん、ぼく!
   おしゃべりネコが、ごはんを食べて、遊んで、トイレに行って、
   ねんねして、ニャハハハ、笑ったり、ビービー、泣きながら、
   あぁ〜でもない、こぉ〜でもない、いろいろ考えます。

   舞台は、ホルムという名前の小さな港町。
   ぼくと、仲間たちの日々の物語です。

   ぼくのお話は、2005年12月現在、9冊、出版されています。
   9巻目の「ブンダバー9」は、できたてのホヤホヤだよ。

               * * *

   ブンダバーの世界は、いつでも平和。
   心やさしい人々しか登場しません。

   本を読み終えた子どもたちには、
   「あぁ〜、よかった。ブンダバーに会いたいな」
   大人たちには、
   「もし、ホルムのような町があったなら・・・」
   と、思ってほしいと願っているのです。

                   ブンダバー & くぼしまりお

  … … … … … … … … … … … … … … … …


 「ブンダバー」はドイツ語で、英語なら「ワンダフル」、日本語になおす
 と「すばらしい」という意味のことばです。

 一介のメールマガジン発行人にすぎない小学校教師が、人気児童書シリー
 ズの著者&主人公から直々にメールをいただけるなんて!

 思いもかけないすてきな出会いに手舞足踏狂喜乱舞欣喜雀躍羽化登仙。

 これはぼくにとってまさに「ブンダバー!」なできごとです。
 ブンダバー&りおさん、ほんとうにありがとうございました。


 最新刊『ブンダバー9』は8日配本予定とのこと。
 まもなく書店にならびます。

 お子さん、お孫さんのクリスマスプレゼントにいかがでしょう。
 あざやかなピンクの表紙が目印です。

◆『ブンダバー9』(くぼしまりお/ポプラ社)
                     ⇒ http://tinyurl.com/bs2tf


 なお、ブンダバーが読んで手紙を書くきっかけとなった当マガジンの記事
 は、下記リンクからご覧ください。

 今月の読み聞かせ『ブンダバー』
  ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000125457/90786685?page=2#90786685

 やっぱり本が好き「おとめのパンツ」
  ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000125457/90808089?page=2#90808089



┌─┐
│3│ひげうさぎの本棚:こんな本を書きました〜2匹目の泥鰌はいるか?
└─┘================================================================

      ▼『ひげうさぎ先生のだれでも書ける文章教室』▼

    〜このコツとこのネタで だれでも日記・作文が上達する!〜

                    (ひげうさぎ著/柘植書房新社)

           ⇒ http://www.higeusagi.com/top/bk02bunshou.htm

======================================================================

 前著『ひげうさぎ先生の子どもを本嫌いにする9つの方法』から1年。
 “ひげうさぎ”2冊目の本がまもなく出版されます。

 概要と書誌情報をご紹介します。

   ………………………………………………………………………………
   [前略]
   そんな作文苦手少年だったぼくが、書くことに縁の深い職業につ
   いてしまいました。学習指導案をはじめとした各種のレポートを
   書く機会がたくさんある職場です。それだけでもたいへんなのに、
   毎日のように学級通信を書き、毎日のように子どもたちに日記を
   書かせてきました。

   作文がきらいなら、学級通信や日記なんてそこまでしなくても教
   師をやっていくことはできるものです。それでも書くことにこだ
   わったのは、自分の味わった苦しみを担任した子どもたちにも味
   わわせてやろうと思ったから...というわけではありません。

   そうではなく、ぼくと同じように「書けない」と思っている(思
   いこんでいる)子どもたちをなんとか書けるようにしてやりたい
   と考えたからです。

   そのためにはどうしたらよいか、たくさん考え、たくさん勉強し
   ました。

   そんなことを20年も続けてきたので、こうすれば書けるように
   なるという作文のコツがすこし見えてきた気がします。自分で文
   章を書くときも、教室の子どもたちに日記や作文を書いてもらう
   ときも、効果のあがるコツです。

   また、思わず書いてみたくなる作文のネタやアイディア、という
   のもあります。「自由作文」と言われて「書くことが思いつかな
   い」と嘆いている子どもたちでも、「そんなことなら自分にも書
   けそうだ」と思えるようなテーマがあるのです。

   本書には、そんなコツとネタ、アイディアがいっぱい、それにリ
   クツが少々つまっています。

   「作文が書けない」と思っている(思いこんでいる)たくさんの子
   どもたちに、ちょっとしたコツとネタがあれば作文は書けるよう
   になるんだ、文章力は上達するんだ、ということを伝えたくて、
   本書を書きました。

                 ◇

   この本には教室の事実が書かれています。こんな方法で教えたら、
   書くのが苦手な子はそれなりの文章が書けるようになり、ある程
   度のものが書けていた子もさらにみがきがかけられるようになり
   ました。

   その意味で、本書は試行錯誤しながらつくりだした作文指導の試
   案であり、大胆な提案でもあり、もしかすると画期的な方法でも
   あります。ぜひ、ためしてみてください。

                      (「まえがき」より)
   ………………………………………………………………………………


 第1部 基礎編「これだけできれば、文章がみちがえる!」
     これだけで文章が劇的に変化するという、
     もっとも大切なポイントを三つ書きました。


 第2部 リクツ編「つべこべ言わず、とにかく書いてみよう!」
     理論などという大それたものではありませんが、
     作文が大切である理由、作文を書く効用を
     すこしリクツっぽく書きました。


 第3部 応用編 「ここに気をつければ、作文の達人!」
     基礎編からステップアップするための
     コツ=作文技術を20項目とりあげ、
     応用編としてまとめました。


 第4部 発展編 「こんな“ネタ”で書いてみよう!」
     第1部や第3部のコツを使って
     文章を書いてみたくなるネタやアイディアを
     15項目にわたって紹介してあります。


 第1部、第3部、第4部は、本書を利用してじっさいに作文を書いてみよ
 うと思う人にむけて書いてあります。小学校の高学年くらいの子どもが読
 んで理解できるよう心がけて書いたつもりです。

 第2部は、書けるようになりたいと思っている子どもをささえる人にむけ
 た内容です。作文指導にゆきづまりを感じている教師の方や、文章を書く
 のが苦手だと思いこんでいるかつて小学生だった大人の方がお読みになっ
 ても、参考になるなにかをつかみとっていただけるはずです。


    _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

       『ひげうさぎ先生のだれでも書ける文章教室』

         著 者 ひげうさぎ
         発行所 柘植(つげ)書房新社
         発行日 2005年11月25日 第1刷発行
         定 価 1500円+税
         判 型 A5判(21cm) ソフトカバー 160ページ
         ISBN  4-8068-0529-7
         C分類 0037《人文・社会》

    _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


                 ◇


 著者用見本が11月1日に手元にとどきました。
 光沢のある紙をつかっていて、緑のカバーが輝いて見えます。イラストが
 入ったおかげで、全体にはなやかな雰囲気も感じます。前著にもまして親
 しみやすい本にしあがりました。

 一般書店には週明け、11月7日ごろからならぶそうです。
 けれど、初版部数があまり多くないので──と言っても、実績のない著者
 としては破格の数字ですが──配本されない書店があるかもしれません。

 見あたらない場合には店頭でご注文くださるか、オンライン書店をご利用
 ください。アマゾン、bk1などでもまもなくとりあつかいがはじまるは
 ずです。

 入荷状況など詳細がわかりましたら下記サイトでご案内いたします。
           ⇒ http://www.higeusagi.com/top/bk02bunshou.htm

                 ◇

 今回の本も、教育系メールマガジンに連載していただいた記事がもとにな
 って生まれました。その意味では「全編書き下ろし」ではありません。

 ですが、たとえしたじきにする原稿があったとしても、数千部印刷され一
 般に販売される本を1冊しあげるというのは、たいへんなエネルギーをつ
 かうものです。

 夏休みのあいだは原稿にかかりきりになっていて、9月に入ってからは著
 者校正を2回。目を皿のようにしてこまかく読み、これならもうだいじょ
 うぶと思うほどチェックしました。それでも、読みなおすたびに誤字脱字
 があたらしく見つかってしまいます。神経をすりへらす作業のつづいた3
 か月でした。

 前回このメールマガジンを発行したのが8月12日。それ以後も、おつた
 えしたいことがたくさんあってマガジンの記事も書こうとはしていたので
 すが、まとまった文章を書く余力がもう残っていませんでした。
 いただいたご質問メールへのお返事もとどこおってしまっています。申し
 わけありません。
 (これでは「プロ作家」も「印税生活」も夢のまた夢、ですね)

 「読み聞かせ」や「子どもの本」に興味をお持ちになってこのマガジンに
 登録された方には、お待たせしたうえに本題とは関係のない内容を配信す
 ることになってしまい、たいへん申しわけありません。

 新刊『だれでも書ける文章教室』が出版されると、またしばらくのあいだ
 プライベートタイムを諸事雑務にとられてしまうと思います。

 「やっぱり本が好き!」本編の再開まで、いましばらくお待ちくださいま
 すようお願いいたします。

                 ◇

 前任の小学校近隣にお住まいの方へ。

 11月12日(土)に小学校校庭でおこなわれる地元のイベントで、『文章
 教室』の即売をおこなう予定です。サインもします(←サイン会です!)。

             限定百冊  売切御免

 ご都合がつけば、PTAソフトボールチーム「EST」のコーナーにお越
 しください。お会いできるのをたのしみにしています。


◆『ひげうさぎ先生のだれでも書ける文章教室』
           ⇒ http://www.higeusagi.com/top/bk02bunshou.htm
                アマゾン ⇒ http://tinyurl.com/9clfo
                bk1  ⇒ http://tinyurl.com/7a6xq


◆『ひげうさぎ先生の子どもを本嫌いにする9つの方法』
          ⇒ http://www.higeusagi.com/top/bk01hongirai.htm
                アマゾン ⇒ http://tinyurl.com/bxr47
                bk1  ⇒ http://tinyurl.com/c5lsf



┌─┐
│4│濫読の記2005:あまりにも私的な読書のおと12月編〜4冊
└─┘================================================================

◆『ズッコケ中年三人組』(那須正幹/ポプラ社)

 うれしい本が出版されました。
 2004年の暮れに全50巻が完結した『ズッコケ三人組』の復活です!

 タイトルのしめすとおり、三人組は中年=四十歳になりました。
 小学校を卒業して、はや28年。三人はそれぞれ中学校教師、コンビニ店
 主、レンタルビデオ店のアルバイトをしながら生計をたてています。
 (だれがどのしごとか、予想がつきますか?)

 そんな三人組に、老境をむかえた怪盗Xがみたび挑戦してきます。ねらわ
 れた高価な品物とは...。

 ハチベエの奥さんの座に意外なクラスメイトがすわっていたり、シリーズ
 で展開された物語の設定があちこちに生かされていたりして、50冊をも
 ういちど読み返したくなりました。
 「お、これはあの本のあれだな」
 と記憶をたどるだけでも、たのしくなってしまいます。

 また、ディテールに細心の注意をはらう著者らしく、ちょっとした描写や
 説明に「そうそう、あるある、うんうん」とうなずきどおし。
 中学校教師が研修をうけている場面など、ほんとうにありそうな会話がと
 びかっていて、「どうしてそこまで知ってるの」とおどろくほどです。

 そして、きわめつきは「あとがき」のひとこと。

   ………………………………………………………………………………
   もしかなうならば、十年後に五十歳になった三人組を主人公にし
   た作品を書きたいものだ。二〇一五年発行の『ズッコケ熟年三人
   組』で再びお会いしましょう。
   ………………………………………………………………………………

 伏線バンバン、トリックすっきり、読まずにはいられません。
 なんといっても、このボリュームで1000円(税込み1050円)という
 定価がうれしい1冊です。
                     ⇒ http://tinyurl.com/byqnm


◆『バッテリーIV』(あさのあつこ/角川文庫)

 こちらは文庫版『バッテリー』の4冊目です。原作は2001年刊。

 横手中学と対戦した秘密の練習試合以来、巧と豪がバッテリーをくめなく
 なってしまいました。きっかけは巧が横手打線に打たれてしまったこと。
 はたして黄金バッテリーの復活はあるのか。

 横手の3年生門脇や瑞垣の視点からも描かれていて、少年たちの心をより
 重層的に読むことができます。

 『バッテリー』はコミックになってシリーズ化されているようですが、マ
 ンガではイメージが固定されてしまい、活字人間にはものたりません。
 やっぱり“本”でなくちゃあね!

 文庫付録の書き下ろし短編「空を仰いで」では、巧の幼年時代が明かされ
 ます。
                     ⇒ http://tinyurl.com/br9qa


◆『死ぬのは、こわい?』(徳永進/理論社よりみちパン!セ)

 徳永先生は鳥取に「野の花診療所」をひらいた内科医です。
 「患者の身になって」というスローガンがそのまま白衣を着ているような
 お医者さんで、老い・病(やまい)・死と誠実にむきあった医療をなさって
 いらっしゃいます。

 「臨床エッセイ」(命名:ひげうさぎ)に分類される著作も多く、ついつい
 徳永先生...と呼びかけてしまいたくなるお人柄がどの本からもつたわ
 ってきます。ですから拙稿でも「徳永先生」です。

 15年ばかり前に出会った『臨床に吹く風』という本に魅せられてから、
 徳永先生のお書きになる本はほとんどぜんぶ読んできました。

 一般むけのエッセイはたくさんありますが、YAを対象にした著作は本書
 が(たぶん)はじめてになります。

 夢二という中学二年生とのダイアローグ(対話)形式で、やさしく、あたた
 かく、そしてかくさず率直に「死」を語っていきます。

 これからの時代、若い人たちにむけた「デス・エデュケーション」はさけ
 てとおれませんね。
                     ⇒ http://tinyurl.com/dzofd


★ 大人の方にはこちらもおすすめ ★

◆『老いるもよし〜臨床のなかの出会い』(徳永進/岩波書店)
                     ⇒ http://tinyurl.com/7bj77


 *「濫読の記」は
     こちらにも ⇒ http://www.higeusagi.com/randoku/randoku.htm



┌─┐
│5│おふぃす更新情報:管理人サイトのおすすめ情報です
└─┘================================================================

       ▼ あまりにも私的な十大ニュース2005 ▼

               ⇒ http://www.higeusagi.com/wt/504.htm
======================================================================

 私家版「十大ニュース」も今年で3回目になります。

 長男の生まれた年から11年つづいている四字熟誤年賀状にはまだ遠くお
 よびませんが、今年も“ひげうさぎ&ひげうさぎファミリー”におきたで
 きごとから厳選したニュースをまとめてみました。

 「十大ニュース2005」だけなら上のリンクからどうぞ。

 下記リンクからなら「十大ニュース」3年分、四字熟誤年賀状11年分を
 読むことができます。
    ⇒ http://www.higeusagi.com/wtnavi/navi.cgi?mode=part&part=9

 なお、四字熟誤年賀状の新作「年頭謹啓2006」は年明け早々にアップ
 する予定です。おたのしみに!

        *「四字熟語」ではなく「四字熟誤」です、ねんのため。


★ こちらもどうぞ ★

◆「webたまてばこ」には教育のヒントが満載!
      ⇒ http://www.higeusagi.com/wtnavi/navi.cgi?mode=ranking



┌─┐
│6│おやじのつぶや記:駄文妄言 論旨迷走 閑話休題 身辺雑記
└─┘================================================================

        ▼ 環境激変 発行中断 配信継続 改革断行 ▼

======================================================================

 私立小学校に移籍して9か月がたちます。

 3月まではまがりなりにも「(ほとんど)週刊」で配信してきましたが、4
 月以降はいつのまにか隔週になり、月1になり、2か月あいたりしている
 うちに、いまでは文字どおり「不定期刊」となってしまいました。

 たのしみに待っていてくださる読者のみなさまには心苦しいばかりです。
 ほんとうに申しわけありません。

 それでも登録解除がほとんどなく、1400人を越す読者がずっとついて
 いてくださることに、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。

                 ◇

 さて、なぜ「不定期刊」となってしまったか。

 転職は大きな理由です。しかし、最大のネックは学級担任をしていない、
 という一点につきます。つまり「担任による・毎日・5分ずつの読み聞か
 せ」という当初のプランができなくなってしまった、ということです。

 「読み聞かせ」をうたったメールマガジンなのに読み聞かせ情報が書かれ
 ていない...これは致命的です。

 でも、できないものはしかたがありません。いまさら学級担任にもどるこ
 ともかなわず、ピントのさだまらない記事を書きちらしてきました。

 それでも、「読み聞かせ」ぬきでどうしたら読者のニーズにあった内容を
 おつたえできるか、マイナーチェンジをくりかえしながらいろいろためし
 てもいました。

 で、その結果、改革断行!
  .
  .
  .
  .
  .
 というわけにもいかず、これまでどおり、ぼくの書ける等身大の記事を書
 いていくことにします。

 「大山鳴動して菟一匹」ってやつですね。あ、鼠か。

 具体的には下記のようになります。


 【内容】

 1.「今月の読み聞かせ」
  現在のところ、ほとんどネタ切れ状態です。読み聞かせによさそうな本
  がみつかったら、またご紹介します。前号の『いちばんはじめのおくり
  もの』のような記事も“あり”です。

 2.「やっぱり本が好き」
  「子どもの本のお役立ち情報」をおとどけするコーナーです。それこそ
  “なんでもあり”だと思ってください。みなさんからのおたよりコーナ
   ーや、「作家さん登場!」なんてのも考えています。

 3.「濫読の記」
  「年間100冊」を目標にてあたりしだいに読んでいる本のなかから、
  みなさんにおすすめしたい本をご紹介します。 Amazon.co.jp にリンク
  しているので、よかったら手にとってみてください。

 4.「おふぃす更新情報」
  個人で管理運営しているサイト「おふぃす ひげうさぎ」の更新情報を
  おとどけします。リンク先をのぞいてくださると、思わぬヒントやアイ
  ディアに出会えるかもしれません。

 5.「おやじのつぶや記」
  いわゆるひとつの身辺雑記というやつですね。ひげうさぎ個人に興味の
  ない方はとばしてくださってかまいません。


 【発行周期】

 公式の発行周期には「(たぶん)隔週刊」と書きましたが、ほんとうは、
 「(たぶん)隔週刊...繁忙期をのぞく」
 と書きたいところです。


 上記の5つの内容をランダムにとりあげながら、2か月で1サイクルにな
 るように発行していくつもりです....が、おそらく「不定期刊」にな
 ってしまうと思います。

 こんなマガジンでよろしければ、来るべき2006年もかわらずおつきあ
 いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。

                 ◇

 新しく読者になってくださったみなさん、はじめまして。
 数あるマガジンの中から目にとめてくださり、ありがとうございます。

 継続して読んでくださっているみなさん、こんにちは。
 いつもいつも駄文におつきあいくださり、心から感謝申しあげます。

 ではみなさん、よいおとしを!
                             ひげうさぎ



   **PR************** 著者サイン本あります **************PR**

      「子どもを本嫌いにする方法」が本になりました!
                 ↓
    ◆『ひげうさぎ先生の子どもを本嫌いにする9つの方法』◆

      〜親と子と教師のための読み聞かせブックガイド〜
       http://www.higeusagi.com/top/bk01hongirai.htm

           * * * * * * *

      「ひげうさぎ文章教室」も本になりました!
                 ↓
      ◆『ひげうさぎ先生のだれでも書ける文章教室』◆

    〜このコツとこのネタで だれでも日記・作文が上達する!〜
       http://www.higeusagi.com/top/bk02bunshou.htm

   **PR************** リンクをご覧ください **************PR**



 ×××××××××××××××××××××××××××××××××

  ★公開してもよいメッセージは...
      こちら ⇒ http://www.higeusagi.com/ubbs/kerobbs.cgi

  ★“ひげうさぎ”への個人的なメッセージは...
      こちら ⇒ http://www.higeusagi.com/postmail/postmail.htm

  --------------------------------------------------------------
     このメールに「返信」しても ひげうさぎ にとどきます
  --------------------------------------------------------------

  サイトには「出席簿(ゲストブック)」が用意してあります。
  ご来訪記念にひとことご記帳くださいませんか。
    めざせ全国制覇!⇒ http://www.higeusagi.com/guest/atlas.cgi

  なお、マガジンのバックナンバーは下記から閲覧することができます。
  各号の「めにゅう」が掲載してあるので、検索に便利です。
   ⇒ http://www.higeusagi.com/wtnavi/navi.cgi?mode=part&part=10

 ×××××××××××××××××××××××××××××××××



┌─┐
│0│創刊のごあいさつ:毎日15分で本好きな子に!
└─┴────────────────────────────────

  <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

   毎日かならず5分、本の読み聞かせをしています。
   毎日かならず10分、読書タイムをとっています。
   毎日の15分を1年間つづけると、かならず本好きになります。
   そんな情報のあれこれをお伝えしたくて創刊したマガジンです。
   末永くおつきあいのほど、よろしくお願いします。

                    2004.02.08. ひげうさぎ拝

  >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>



           ☆★☆ 3つのお願い ☆★☆

     コンテンツご利用の際は発行人までご連絡ください。
     お知りあいへのメルマガ転送はどうぞご自由に。
     デザインがくずれる場合は等幅フォントでご覧ください。



           ☆★☆ おことわり ☆★☆

 当マガジン&サイトはアマゾンアソシエイトプログラムを利用しています。
 文中の 書籍URL は Amazon.co.jp にリンクしています。
 メールマガジンの「相互紹介」は諸般の事情でお受けしておりません。



**** 読書はエンタテインメントだ! ************************************

 発 行 人 ひげうさぎ     webmaster@higeusagi.com(@⇒半角@)
 発 行 所 おふぃす ひげうさぎ http://www.higeusagi.com/
 配  信 まぐまぐ      http://www.mag2.com/m/0000125457.htm
 登録解除 手続きはこちらから http://www.higeusagi.com/mm/mm.htm

****************************** Copyright(c) 2005 OFFICE HIGEUSAGI ****



このメールマガジンは「まぐまぐ」を通じて配信されます
発行者には読者のアドレスなどの個人情報はいっさい知らされません
読者登録はもちろん無料です

「まぐまぐ」のマガジン個別ページはこちら
↓   ↓   ↓
「やっぱり本が好き!」

「やっぱり本が好き!」バックナンバーはこちら
↓   ↓   ↓
バックナンバー


メールアドレスを
ご記入ください

Powered by まぐまぐ