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やっぱり本が好き!

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━━《子どもと本をつなぐ情報誌》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇◇◇                             ◇
◇◇◇◇    ◆ やっぱり本が好き!               ◇◇
◇◇◇                             ◇◇◇
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◇                             ◇◇◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.068☆2009-05-04 ━



           毎日15分でみんな本好きに!

    『ひげうさぎ先生の子どもを本嫌いにする9つの方法』の
    著者による、不定期刊行のメールマガジンです。
    本好きな子どもを育てるお役立ち情報を、
    読み聞かせなど読書活動20年の小学校教師がおとどけします。



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              ★ め に ゅ う ★
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 【1】やっぱり本が好き : 趣味が違うだけ

 【2】濫読の記2009 : ひとくち書評〜こんなに幸せなこと

 【0】創刊のごあいさつ : 毎日15分で本好きな子に!



  ┌─ 今日の戯句 ──────────────────────┐
  │                             │
  │   れんきうのけふもふうふのふたりたけ         │
  │                             │
  └────────────────────── ひけうさき ─┘



┌─┐
│1│やっぱり本が好き:子どもの本のお役立ち情報をおとどけします
└─┘================================================================

             ▼ 趣味が違うだけ ▼

======================================================================


◆『子どもに本を買ってあげる前に読む本』(赤木かん子/ポプラ社)

                    ⇒ http://tinyurl.com/cyzz6x

 選書の参考にしようと読んでから、すでに半年がたってしまいました。
 このとんでもない本をどうやって紹介しようか思いめぐらしているうちに、
 機会を逸してしまったのです。


   「なんで昔面白かった本が、今は面白くないんですか?」

 という問いへの答えとしてできあがった本です。

 自分の子ども時代に読んだ“いい本”をいまの子どもにおしつける無理解、
 無神経なおとなにたいする異議申し立てとして、現代の子どもの本の状況
 を読み解きつつ、子どもたちがしあわせに本が読めるようになるアドバイ
 スをしてくれます。

 その大胆な指摘にはっとされられ、またすんなり納得させられ、刺激的な
 “かんこ節”にすっかりあてられてしまいました。


 たとえば、むかしの本が読めなくなるおもな理由として、

   ・内容が古くなる
   ・コトバが古くなる

 にくわえて、

   ・ビジュアルが古くなる

 をあげていて、これが最も大きな変化だといいます。

 90年代に実用化されたコンピュータによって、それまでの活版印刷が写
 植印刷にとってかわられました。これにより書体・デザインが一変し、イ
 ラストやサイズもふくめたビジュアルの古い本が読めなくなってしまった
 というのです。

 たしかに、同じ古典であっても“新装版”として出版されたものと以前の
 ものとをならべてみれば、組版の違いは一目瞭然です。書棚にねむってい
 る若いころに読んだ本を開いたときの違和感の根が、ようやくはっきりと
 わかりました。


 ほかにも、ハリー・ポッターは年齢としては13歳に設定されているけれ
 ど精神的には7歳くらいで、成長をテーマとしないファンタジーという新
 しい手法を生み出した...とか、

 少年探偵団、ズッコケ三人組、パスワードを「あまり本の好きじゃない男
 の子たち」が一時期はまって大量に読むのは、情景描写なし、心理描写な
 し、人物描写なしだから...とか、

 なぜだろうと思っていたことの謎がどんどんとけていきます。


 ズッコケやパスワードを読むおもしろさを子どもたちに伝えたくて教室や
 校長室にずらっと本をならべてすすめてきましたが、こういう“軽い本”
 でいいのだろうかといううしろめたさもどこかしら感じていました。

 しかし、かん子さんは言います。

   そのテの本を非難する人の理由は、
   「人間が描けてない!」
   からだったりするわけですが、
   当たり前だよ。
   だって、はじめからそんなこと、やる気がないんだもの。
   それは全然別のジャンルのものなんですから、
   そういう非難はお門違いです。

   ただ、子どもの本の悲劇は、大人なら、好みが違うんでしょ、
   で片づけられるところを
   “こういう本を子どもが読んではいけない”にすり替えられて
   しまうことです。
   ただ単に、趣味が違うだけなのに──。


 オーナーの趣味であつめた本を、

   「ぼくはおもしろかったけど、あなたがおもしろいかどうかは
    わからない。それでもよければ貸してあげる。読んでごらん」

 といって子どもたちに本を貸し出している“ひげうさぎ文庫”のコンセプ
 トに自信がつきました。

 だって、趣味が違うだけなんだから!


 ところで、選書の参考に読んだという点で最大の収穫だったのは、つぎの
 一文です。

   いま、小学校高学年の一番人気は『IQ探偵ムー』シリーズです。

 ムーがジャイブのカラフル文庫にあることは知っていましたが、まだ読ん
 だことはありませんでした。かん子さんのすすめでためしに買って読んで
 みると...長くなりそうなので、ムーの話はまたいずれ。



┌─┐
│2│濫読の記2009:ひとくち書評〜こんなに幸せなこと
└─┘================================================================


◆『機巧館のかぞえ唄』(はやみねかおる/講談社文庫)
                    ⇒ http://tinyurl.com/csx5ax

 夢水清志郎シリーズの6冊目『機巧館のかぞえ唄』が講談社文庫になった
 ので、ムスコに借りて読みかえしていたら、居間のソファに寝ころんで本
 を読んでいる教授が亜衣、真衣、美衣の三姉妹に「楽しい?」と聞かれて
 こたえたことばが目にとびこんできました(典型的な悪文だ)。

   「そりゃ楽しいさ。
    だれにも邪魔されずに本が読めるってのが、
    こんなに幸せなことだって、忘れてたよ。
    さあ、今日からしばらくは徹夜だね」


 前回の「ひとくち書評」から3か月。諸事にさまたげられながらも睡眠時
 間は確保しつつ読みふけった本をすこしだけならべておきます。


                 ◇


◆『椿先生、出番です!』(花形みつる/理論社)
                    ⇒ http://tinyurl.com/cmou6p

 きんかん幼稚園の椿先生は、“若い・女性の・幼稚園の”先生から想像さ
 れる典型的な(類型的な)タイプとはほどとおい先生。『フルメタル・ビュ
 ーティー』ばりの型破りな新米先生と子どもたちの四季が描かれていて、
 愉快痛快。


◆『小さい“つ”が消えた日』(ロー/三修社)
                    ⇒ http://tinyurl.com/cfzrql

 からかわれてふてくされた“っ”が姿をかくしてしまったことで世の中に
 まきおこる騒動。ひらがなの一つひとつに性格をつけるという着想に脱帽。
 読み聞かせはもちろん、ひらがな学習の素材にしたり、台本におこして劇
 にしたらおもしろそうだ。


◆『ブンダバーのいってきま〜す!』(くぼしまりお/ポプラ社)

                    ⇒ http://tinyurl.com/cjc75w

 ホルムの町にひさしぶりに姿を見せたゴーゾウ船長の元気がない。船がど
 ろぼうにあい、船首のマーメイド像がぬすまれてしまったという。ブンダ
 バーとタンちゃんは船長といっしょに像を追う旅に出る。

 新シリーズもこれで5作目。魅力的な登場人物がくわわり、さらなる展開
 が予感される。町の名前の駄じゃれが好きだなぁ。


◆『The MANZAI 5』(あさのあつこ/ピュアフル文庫)

                    ⇒ http://tinyurl.com/csunag

 高校受験を目前にひかえた大晦日、歩の部屋に貴史がやってきて初詣に行
 こうとさそいにくる。ロミジュリの仲間とまきおこす正月の漫才のような
 事件のなかにも「進学」の二文字が影をおとす。

 人気シリーズの最新作が文庫オリジナルで。なんとぜいたくな。


◆『マイナークラブハウスへようこそ!』(木地雅映子/ピュアフル文庫)

                    ⇒ http://tinyurl.com/d9vuy3

 有名私立高校の一角にとりのこされたように建つ弱小文化部の部室棟を舞
 台に、そこにつどう部員たちの青春を描く。ブランチの「松田チョイス」
 で熱血文科部系コミックスを特集していたが、これは脱力文化部系YAの
 傑作。


◆『卒業 〜開かずの教室を開けるとき〜』(はやみねかおる/青い鳥文庫)

                    ⇒ http://tinyurl.com/co4voo

 とうとうこの日がきてしまった...三姉妹の卒業とシリーズ完結の日が。

 以前の登場人物を再登場させたり、小ネタをちりばめたり、だれもわから
 ない“仕掛け”を仕込んだりしていて、はやみねさんが思いきりたのしん
 で書いているのがよくわかる。はやくも同窓会がたのしみになってきた。

 同姓の登場人物がいて、うれしくなってしまった。



           *  *  *  *  *


 今回の記事も“ひげうさぎ”がじっさいに校長を務めている私立小学校の
 学校ブログ「平和の窓+」に連載した原稿をもとにしています。


    *「ひとくち書評18」
          ⇒ http://www.heiwagakuen.jp/2009/05/090502.html


    *「ひとくち書評」〜まとめて
              ⇒ http://www.heiwagakuen.jp/cat5/cat16/


           *  *  *  *  *



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 *「濫読の記」は
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    “ひげうさぎ先生”が校長を務める私立小学校のブログです

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          新しい時代に通用する伝統の教育

     さわやかな湘南の風を校長室から毎日おとどけしています

 ・…†───────────────────────────†…・



 新しく読者になってくださったみなさん、はじめまして。
 数あるマガジンの中から目にとめてくださり、ありがとうございます。

 継続して読んでくださっているみなさん、ごぶさたしております。
 いつもいつも駄文におつきあいくださり、心から感謝申しあげます。

 2月以来、3か月ぶりの発行です。毎月発行とはいきませんでしたが、半
 年ぶりにはならなかったことに免じ、どうぞご容赦ください。

 ではみなさん、また次回!
                             ひげうさぎ



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│0│創刊のごあいさつ:毎日15分で本好きな子に!
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   毎日かならず5分、本の読み聞かせをしています。
   毎日かならず10分、読書タイムをとっています。
   毎日の15分を1年間つづけると、かならず本好きになります。
   そんな情報のあれこれをお伝えしたくて創刊したマガジンです。
   末永くおつきあいのほど、よろしくお願いします。

                    2004.02.08. ひげうさぎ拝

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