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やっぱり本が好き!

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━━《子どもと本をつなぐ情報誌》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇◇◇                             ◇
◇◇◇◇    ◆ やっぱり本が好き! 〜2010年08月号〜   ◇◇
◇◇◇                             ◇◇◇
◇◇                             ◇◇◇◇
◇                             ◇◇◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.079☆2010-08-01 ━



           毎日15分でみんな本好きに!

    『ひげうさぎ先生の子どもを本嫌いにする9つの方法』の
    著者による、不定期刊行のメールマガジンです。
    本好きな子どもを育てるお役立ち情報を、
    読み聞かせなど読書活動25年の小学校教師がおとどけします。



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              ★ め に ゅ う ★
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 【1】やっぱり本が好き : 「本いっぱい夢いっぱい」の夏休みを

 【2】濫読の記2010 : ひとくち書評〜「読書と学力」永遠の課題

 【3】濫読の記2010 : ひとくち書評〜夏休みのお供に

 【4】濫読の記2010 : ひとくち書評〜夏休みのお供に2

 【5】おふぃす更新情報 : 寺子屋夏休み塾

 【0】創刊のごあいさつ : 毎日15分で本好きな子に!



  ┌─ 今日の戯句 ──────────────────────┐
  │                             │
  │   まうしよひにもうしようかなくひるねして       │
  │                             │
  │   さかしてもわかししよになしなつやせと        │
  │                             │
  │   わかししよにたいしよしてありなつはてと       │
  │                             │
  │   ほんはふえさいふはかるくあきたちぬ         │
  │                             │
  └────────────────────── ひけうさき ─┘



┌─┐
│1│やっぱり本が好き:子どもの本のお役立ち情報をおとどけします
└─┘================================================================

        ▼ 「本いっぱい夢いっぱい」の夏休みを ▼

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 児童礼拝がおわってすぐ教室に行く毎日がつづいています。本の読み聞か
 せをするためです。毎朝おなじ時間に5分ずつつづけて読むので「朝の連
 続小説」略して「朝連」などと呼んでいます。

 4月に4年生からはじめて、6年生、5年生ときました。10〜20回ほ
 どの長さの“とっておきの”物語、どのクラスでも子どもたちはよく集中
 して聞いてくれています。


 本が好きになるきっかけになってほしいととりくんでいることですが、読
 み聞かせをしたらかならず読書(=ひとり読み)をするようになるかとい
 うと、そうかんたんにいくものではありません。

 「その本を貸してください」と読書につながる子もいますが、お話を聞い
 てそれで満足という子もいます。


 「子の読書量 親に比例」という新聞の見出しが目にとまりました。

   「小学2年生が1か月に読む児童書や絵本の数は、
    親の読書量にほぼ比例する」

 という厚労省の調査結果を報じたものです。

   「母親、父親ともに読む量が多くなれば、
    子どもの冊数も多くなっている」

 のだそうです(2010年7月15日付朝刊)。


 記事のいうように親がたくさん本を読めば子どもも読むようになる、のか
 どうか。


 たしかに高い相関関係が認められ、親の読書量が影響することはありそう
 です。が、明確な因果関係があるとまでは言いきれません。その割合が高
 い、というくらいに考えたほうがよさそうです。

 親が本を読むことは、子どもが読書するようになる(かなり有力な)“き
 っかけ”のひとつである、ということになりましょうか。


 じっさいのところ、これをすればかならず子どもが読書好きになる、とい
 うような魔法の手立てはありません。きっかけとなるさまざまなことがら
 がからみあって、あるときとつぜん、あるいはだんだんと、本が好きにな
 りひとりで読むようになる、というのがほんとうのところでしょう。


 ですからできるかぎり多方面からせめていく必要があり、校長の“朝連”
 も校長室のひげうさぎ文庫もそのひとつ、各教室での朝読も担任の読み聞
 かせも、読書の時間もおはなし会も、読書カードや本の紹介もきっかけの
 ひとつです。

 できるだけ多くの、そして多様な活動を全校で継続的にとりいれていくの
 が平和学園小学校の読書活動の特徴かもしれません。


 ところで、おとなが子どもに読書してほしいと願うのはどういう理由から
 でしょう。あるいは、読書の目的、効用とは何なのでしょう。

 たのしみのため、知識を得るため、調べもののため、学力をつけるため...
 「入試に出るから読んでおく」ということもあるかもしれません。

 おとななら「仕事のため」「自己啓発」ということもあるでしょう。


 では小学校時代には...
 「本を読むのはたのしいから」でいいと思うのです。


 “純文学系”だけを勧める、などと限定することはありません。ノンフィ
 クションあり、ミステリもSFもライトノベルもあり、友情物語があって
 詩があって科学の本があって初恋物語もある。

 わくわくどきどきしんみりじーんわっはっは、おおいにたっぷり本の世界
 にひたること、それ自体がたいせつなのだと思うのです。


 結果として活字を読むことに慣れ、抽象思考ができるようになり、学習の
 基礎体力が養われる...この話はべつの機会にすることにして。


 さあ、夏休みです。本に親しむ環境をご家庭でもつくってみませんか。

 学校の朝読のように「家読」をご家族みなさんで、というのはいかがでし
 ょう。お子さんが読んでいる本を親が読んでみるのも一案です。


 「本いっぱい 夢いっぱい」の夏休みとなりますように。


                 ◇


 勤務校の学校だより「平和の窓」1学期最終号に書いた原稿です。

 ウェブからは実物をPDFで読むことができます。
          ⇒ http://www.heiwagakuen.jp/2010/07/100721.html



┌─┐
│2│濫読の記2010:ひとくち書評〜「読書と学力」永遠の課題
└─┘================================================================

          ▼ 「読書と学力」永遠の課題 ▼

                  ⇒ https://twitter.com/higeusagi
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 「読むこと・書くこと」にかかわる教育書、一般書を7冊ご紹介します。


                 ◇


◆『読む心・書く心』(秋田喜代美/北大路書房)
                    ⇒ http://tinyurl.com/2frmvhw

 中高生をおもな対象とした「心理学ジュニアライブラリ」の一冊、副題に
 「文章の心理学入門」とある。

   この本では、みなさんが文章を読んだり書いたりするときに、
   頭の中で何が起こっているのか、読む・書くときの心のしくみに
   ついてお話しながら、どうやって読む力・書く力をつけたら
   よいのかを考えていきたいと思います。

 著者の専門は学校心理学、発達心理学。
 参加する研修会で記念講演をしてくださる先生なので、研究分野を予習し
 ておこうと別の1冊とあわせて著書を読んでみた。

   読むことは、語や文法の知識、書かれている内容の知識、
   文章構造の知識など読み手がもっている知識と、
   接続詞や図など文中に埋め込まれた手がかりを利用しながら、
   書かれた内容に知識を織り込んでつなぎ、
   1つの意味のまとまりを頭の中につくり出していくこと〜

 このあたりの記述から、読むにも書くにも“知識”が必要だ、と牽強付会
 の解釈を試みることができそう。

 第3章「書くことは気づくこと」には、市毛勝雄、轡田隆史、工藤順一の
 指導法が紹介されていて、「東大教授」の目配りの広さに感心することし
 きり。

   1文を短くし、「○○ということ」「□□と思う」「△△である」
   「▽▽のです」といった言葉は削除することで文がしまります。
   [中略]
   [逆説ではない]「が」を使いたくなったら
   文を切るほうが文間の関係がわかりやすくなります。

 さらっと書かれた作文の注意は拙著『文章教室』にも取りあげたコツとも
 重なっていて、信頼度がアップする。

 「学びの質を保証する授業のために」という講演、さてどんなお話をうか
 がうことができるだろうか。

 (本書26ページ、谷川俊太郎「ののはな」ということばあそびの詩の引
  用に致命的な誤りがある。この点に関しては、はっきり言っておそまつ)


◆『絵本で子育て』(秋田喜代美+増田時枝/岩崎書店)
                    ⇒ http://tinyurl.com/2cx3u9q

 「子どもの育ちを見つめる心理学」という副題の、150冊の絵本ガイド。
 講演の予習として読んだ著書の「別の1冊」のほう。

 著者は発達心理学の専門家、共著者はベテランの保育者。司書の協力で選
 書した絵本に解説を施した本書には、2つの願いがこめられているという。

   ひとつは、子育てをする時にお子さんといっしょに絵本を見て、
   楽しい親子のひと時をもっていただきたいという願いです。

   もうひとつの願いは、親御さん自身に絵本を楽しんでみて
   もらいながら、子育てについて考えてほしいということです。

 「絵本で子育て」というタイトルからは絵本をしつけや知育に役立てるハ
 ウツー本という印象も受けるが、それとは一線を画した立場から書かれて
 いる。

   育児に困った時、あるいはまたこれからお子さんが
   どのような行動を示していくのかの発達の見通しをもつために、
   本書を育児のサポーターとして利用しつつ、
   読んでいただけたらと思い、作成しました。

   育児相談などでもよく出される話題について、
   著者らなりに発達心理学の知見をふまえて考え方を示し、
   その話題に関係がある絵本をご紹介するという形式で、
   絵本とつながりをもちつつ、
   子どもの発達を考えてもらえる構成になっています。

 0歳から6歳までに分類、見開き2ページに紹介された1〜2冊の絵本の
 中に、子育てのヒントが散りばめられている。


◆『小学生の学力は「教科書」中心学習でグングン伸びる!』
                      (親野智可等/すばる舎)
                    ⇒ http://tinyurl.com/29uycaz

 元小学校教師で人気の教育評論家による家庭教育書、『「ノート」で伸び
 る!』の姉妹編。

   教科書の活用法を身につけ
   とことん究めれば
   子どもは勉強が楽しくなり
   学力が上がります。

 子どもが学校で毎日使っている「教科書」を“最高の教材”ととらえ、家
 庭でかんたんにできる「教科書勉」(=教科書を活用した勉強法)を提案
 する。

   教科書中心の学習、教科書勉のいいところは、
   小学生の間につけておくべき学力が、まんべんなく、
   しかも確実につく点です。
   そのための方法は、大きく分けて2つあります。
   それが、「音読」と「教科書クイズ」です。

 また、第3章に紹介された「教科書勉」8つのポイントのうち、はじめの
 3つが「音読・なぞり書き・視写」となっている。

 どちらにも共通するのが「教科書の音読」という方法。著者の23年にわ
 たる公立小学校での経験から導き出されたシンプルな提案だからこそ、説
 得力がある。

 ちなみに“ひげうさぎ”は親力私設応援団として、46000人を越える
 読者を有する「親力」メールマガジンのインデックスを作成している。
             ⇒ http://www.higeusagi.com/oya/o-index.htm


◆『子どもの才能は国語で伸びる』(工藤順一/エクスナレッジ)
                    ⇒ http://tinyurl.com/2d8pvx3

 「五感を使って読書と作文」という副題のある、「国語専科教室」で行わ
 れている学習活動の記録。

   この本は私が主宰している「国語専科教室」という、
   小さな小学生中心の教室の活動を記録したものです。
   私たちは民間の教育機関として、この八年間、
   新しい国語教育のあり方を模索しながら、
   独自のやり方で読書と作文の教室を運営してきました。

 学校にも塾にもない独自の学習法のエッセンスはつぎの点。

   書籍の多読と多作文をする一方で、
   一冊の本の精読=要約をさせていくのです。
   すると、毎日授業のある学校よりも、
   そしてどんなスパルタ塾よりも
   結果としては大量に読み書きすることになるのです。
   しかもとても「楽しく」です。

 この考え方にもとづき、本の選び方・読ませ方や「コボちゃん作文」「本
 の要約」「ロダン作文」など、具体的な学習法を実際に子どもが読んだ本、
 書いた作文とともに紹介する。

 「多読」と「精読」は高濱正伸(「花まる学習会」)の著書でも強調され
 ていた方法。シンプルなものほどとりかかりやすく、効果が高く、そして
 奥が深い。

 以下、本書を読んで触発された記述をいくつか抜書きする。

   「あること=A」について「考える」ときには、
   それと似ていたり、反対であったりする「別のこと=B」を
   持ち出してきて、それとの比較をすればいいことになります。
   比較するとは、
   「何が同じで、何がちがうか」ということを考えることです。

   作文が書けない、本が読めない子の多くは、
   実は話し言葉の世界にだけ生きている場合が多いと思います。

   その時期[小学校3〜4年から6年生にかけて]に
   書き言葉をきちんと学ぶ時間を作って欲しいということです。
   そのことが才能を育むのです。

   自由な思考、つまり自分で感じたことに基づいて自由に考えるには、
   こうした[「サポートシート」のような]「枠組み」が
   必要になってくるのです。

 入試突破を究極の目標とする塾の教え方とは一線を画す、国語を通じた骨
 太な教育論となっている。


◆『世界一の子ども教育モンテッソーリ』(永江誠司/講談社+α新書)
                    ⇒ http://tinyurl.com/2fo9qfn

 モンテッソーリの幼児教育を脳科学の観点から読み解いた入門書、副題に
 「12歳までに脳を賢く優しく育てる方法」とある。

 小中高校の教育を脳科学の観点から読み解き再構築した前著に引き続き、
 幼児教育の研究に取り組む中で、著者はモンテッソーリの教育法に強く惹
 かれ、本書を著したという。

   モンテッソーリ法の具体的な実践内容やその教育効果を確認しながら、
   子どもの脳を賢く優しく育てる方法をわかりやすく解説していきます。
   [中略]本書の内容は、一般の幼児教育、
   また、家庭での子育てにおいても十分適用可能です。

 第2章までに脳の各分野の働きを概観し(ここだけでも脳科学入門として
 読める)、第3章からは見たモンテッソーリ教育の5領域を章ごとに取り
 あげ、脳科学の観点からその有効性を解説していく。

 たとえば...。

   A−10神経が活性化すると、快感という報酬を期待して、
   子どもは積極的、意欲的に取り組むようになるので、
   大きな学習効果が望めるのです。
   モンテッソーリ法は、まさに、
   こうしたA−10神経の働きを高める子ども教育といえるでしょう。

 教師にも親にも読みやすく書かれている。


◆『だから人は本を読む』(福原義春/東洋経済新報社)
                    ⇒ http://tinyurl.com/26oe7k9

 資生堂名誉会長であり文字・活字文化推進機構会長も務める“経済界随一
 の読書家”による読書論。

   人が本を読まなくなったのだという。
   それでいいのだろうかと怪しむ。
   何やかやと忙しくて時間がないからだともいう。
   そんなに忙しければ、
   朝起きたときに顔を洗わなければいいじゃないか。
   晩飯を抜いたらどうだろうか。
   それは困るというなら、
   どうして本を読むことだけをやめてしまうのか。

 開口一番、「はしがき」からしてこうである。読書への並々ならぬ思いが
 うかがわれる。

 著者は79歳、自宅だけで蔵書2万冊、机上には常に20〜30冊を積み
 あげ、月に10冊は読むという読書家である。

 要職にあり多忙な日々、1時間じっくり本を読むという贅沢な時間はない。
 ではどうするか。

 食事のあと、寝る前、細切れの時間を活用し、並行して5冊前後を手元に
 置いて読む、大切なところ1〜2行は必ずメモを取る、運良く10分でも
 20分でも時間が空いたら書店に足を運ぶ...。

 幼少期のキンダーブックから本を読み続け、仕事の成果も出してきた人だ
 からこその説得力あることば。

 以下、抜書きしておきたいいくつもの警句から厳選した5つを。

   忙しい時期にこそ一日十分でも本を読んで、
   吸収した栄養をその時からの人生に、仕事に役立てるべきなのだ。
   本にも旬があり、人が本を読むにも旬が大切だ。

   本のことを教えてくれる友は多いほどいいに決まっているが、
   その中でもふだん私たちが親しんでいない別な世界の価値を
   知っている人の教えてくれることはさらに貴重な情報になるものだ。

   読書をすることによって力強い文章で表現する力も得られるし、
   コミュニケーション上手にもなるし、
   説得力のあるスピーチを仕立てられる能力もつけられるのだ。

   多くの本を読むことによってひとりでに得られる
   推理力、判断力、構想力のようなものは
   コンピュータを経由した二次、三次資料からは出てこない。

   日本人のプレゼンテーション能力が萎縮してしまった始まりは
   何よりも日本語読み書き能力の低下によるもので、
   それも学校でない幅広い本に接することしか
   解決の方法がないと私は考えている。


◆『子どもの頭がよくなる読書の習慣』(樋口裕一/PHP文庫)
                    ⇒ http://tinyurl.com/28d4kq9

 「小論文の神様」による読書のすすめ、『「本を読む子」は必ず伸びる!』
 (すばる舎/2005)の文庫化。

   私がこの本で言いたいのは、「本を読む」ことの大切さです。

 なぜ大切か。理由のひとつは「読書の楽しさを多くの人に見直してほしい」
 から、もうひとつの理由は国語力をつけ学力を伸ばすため、と著者は言う。

 とくに後者についてはこう述べる。

   本には考える力、文章や人が言っていることを読み取る力、
   自分の意見を正確に伝える力を養うパワーが備わっています。
   それらの力とは、国語をはじめとするすべての科目に
   必要になってくるもので、「本当の頭のよさ」そのものです。

 読書により国語力がつき、それが学力アップに結びつくことを“筋道立て
 て”“わかりやすく”書いてある。

 また、読むことと書くことの関連についてはこう論じる。

   本を読むことと文章を書くことは、表裏一体だと考えています。
   文章を読むからこそ書けるようになるし、
   文章を書くからこそさらに本に書いてあることを深く理解できます。
   どちらも子どもの学力を養ううえで必要です。

 学力をつけるには読書と作文が最も効果的、ということに落ち着く。ひげ
 うさぎ先生の本2冊もあながち的外れではなさそうだ。

 ところで、子どもが本を読むようになるための親の手助けとして、4章に
 こういう記述がある。

   大事なのは、「本を読むのが普通なんだ」「読むとおもしろそう」と
   いうニュアンスを親が生活のなかで子に伝え、
   本があるのがあたり前の生活環境を意識的につくり出すことです。
   [中略]
   もっともいけないのは、自分が読まずに子どもにばかり
   「少しは本を読んだら」と言うこと。

 また、15ジャンル108冊あげられた終章のブックリストも、薦める本
 を選ぶ参考になる。

 しかしそれでも、子どもが一人で本を読むようになるのはむずかしい。



┌─┐
│3│濫読の記2010:ひとくち書評〜夏休みのお供に
└─┘================================================================

             ▼ 夏休みのお供に ▼

          ⇒ http://www.heiwagakuen.jp/2010/07/100709.html
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◆『僕とおじいちゃんと魔法の塔2』(香月日輪/角川文庫)

   「基本や技は、なるほど大事だろう。
    一握りの天才以外は、あまり自己流ばかりでは行き詰る。
    だが、個性はそれに勝るのだ。お前は、今は自分の個性を
    心にしっかりと根付かせることを心がけろ」

   「お前が、ちゃんとお前であるならば、
    エスペロスがどんな魔力を揮おうと何も変わらん。
    むしろ、エスペロスという存在をプラスの力にできるはずだ。
    お前の広い世界を形作る、特別な欠片にするのだ。
    だがそれは、あくまで欠片の一つにしか過ぎん」


◆『ビート・キッズ』(風野潮/講談社文庫)

   『ようおやすみ』……ぐっすりと眠りなさいね、
   というような意味になるのかな。
   考えてみたら、ただひとことつけ足すだけやのに、
   ただの『おやすみ』より温かい気がする。


◆『ビート・キッズ U』(風野潮/講談社文庫)

   みんながほんのちょっとずつ空気を揺らして音にして、
   それが合わさって『音楽』を作ったら、
   それは空気を揺らすだけと違て、人の心も揺らすことができるんやな。
   人の手足も揺らして、みんなを踊らすこともできるねんな。


◆『悦楽の園〈上〉』(木地雅映子/ポプラ文庫ピュアフル)

   でもこの国の許容範囲は、
   その程度の欠落も『障害』と看做すほどに狭い。
   そしてわたしたちは、そのハードな『標準』の範囲からは、
   見事に取りこぼされていきてきたの……


◆『悦楽の園〈下〉』(木地雅映子/ポプラ文庫ピュアフル)

   たとえ『普通』などという言葉に実体がなくとも、
   あたしたちを取り巻く大人の大多数が信じている限り、
   『普通』は絶大な強制力を持って存在しつづける。


◆『きみが見つける物語 ティーンエイジ・レボリューション』(角川書店)

   死んだ人が美化されるのもわかるし、
   それに囚われ続けるほど、私は余裕をもって生きていない。
   余計な脚色はしていないつもりだけど、
   好きな人が死んでしまう物語は、
   どうしてこうも安っぽくなってしまうのだろう。
                       椰月美智子「十九の頃」


◆『Hは寝て待て』(後藤みわこ/講談社)

   「きっと、だれかが気にかけています。わたしはそう思います」

   「友だちはいつだって作れると思う。ヒロちゃんはいい子だからさ。
    三十過ぎてからでも、七十になってからでもいいよ。
    でも、時代を超えて、ずっとそばにいる──
    そんな友だちを作るのは、今のうちじゃないかな。[後略]」


◆『ストロベリー・ブルー』(香坂直/角川書店)

   もしあのとき、あと一瞬早く手を伸ばしていたなら、
   ぼくは木崎とはぐれずにすんだのだろうか。


◆『炎たる沼』(池田美代子/講談社)

   いつもだれかの目を気にしながらびくびく生きている自分は
   ジコチューとは正反対だと思っていたが、今ならわかる。
   他人を気にする、その理由。
   それは、自分がよく見られたい、自分を好きでいてほしいから。
   けっして他人のことを思いやっているわけではなかった。


◆『走れ、カネイノチ!』(杉山亮/講談社)

   うちの近所に、ケムさんという大工さんがいます。[中略]
   たとえば、ふつうの大工さんは釘を打つとき、
   左手で釘を押さえて右手に持ったトンカチでコンコン打ちます。
   ところがケムさんは西部劇のガンマンのように二丁トンカチなのです。


◆『RDG3 夏休みの過ごしかた』(荻原規子/角川書店)

   「わたしがいやだと思うのは、いけないことなの?
    ふつうになりたいと思うのは……」
   「あのね、少しも迷いがないほうがおかしいんだよ」


◆『ミクロ家出の夜に』(金治直美/国土社)

   そうだったのか。ふたりとも高いハードルを、
   簡単にのりこえていたわけではなかったのだ。


◆『妖怪アパートの幽雅な日常4』(香月日輪/講談社文庫)

   俺は、「俺だけ」では成り立たない。
   世界の中にあってこそ、俺は成り立つんだ。

   「若いうちはなんでも許される。悩みも迷いも、ムチャもバカも、
    なんでもやっていいし、なんでもやっちまうもんだ。
    だが、今の若いヤツに一つ欠けているものがある。“覚悟”さ」

   「言葉は、身体がともなってなきゃダメだよねー」

   「自分の中に広い世界を持ってる人は、ペットの話をしても、
    持ってる世界の広さがこっちに伝わってくるんだ」


◆『ぼくらの輪廻転生』(さとうまきこ/角川書店)

   大切なのは前世じゃない。今、この今なんだ。
   この人生で、自分が何をするか、何をやりたいか。
   ああ、それがわかれば……。


◆『暗き夢に閉ざされた街』(あさのあつこ/ポプラ文庫ピュアフル)

   「[前略]結祈、おまえはそんな娘なんだよ。
    何度でも言う。おまえには、おまえにしかできない役目がある。
    その役目をはたしなさい」


◆『異界から落ち来る者あり 上』(香月日輪/理論社)

   「俺は、俺の現実を生きていくだけだ」


                 ◇


 ここ2か月ほどのあいだに読んだ、高学年からYA、Teensむけの本
 16冊から、“とっておきの一節”を抜き書きしました。

 “ひとくち書評”らしく内容と見どころもご紹介したいのですが、なにぶ
 んにもそこまで手がまわらず、今回はご容赦ください。


 どれも三ツ星級、極上の物語ばかりです。夏休みの読書のお供にいかがで
 しょう。


 なお、今回は本ごとのアマゾンへのリンクはつけていません。かわりに、
 個人サイト“おふぃす ひげうさぎ”内にあるジャンル別「濫読の記」への
 リンクを掲載しておきます。

 「子どもの本」76冊
    こちら ⇒ http://www.higeusagi.com/randoku/randoku201001.htm

 「YA」24冊
    こちら ⇒ http://www.higeusagi.com/randoku/randoku201002.htm

 「子どもの本」のページは多数の画像をアップしてあるため、画面表示に
 時間がかかるかもしれません。ご了解ください。



┌─┐
│4│濫読の記2010:ひとくち書評〜夏休みのお供に2
└─┘================================================================

            ▼ 夏休みのお供に2 ▼

          ⇒ http://www.heiwagakuen.jp/2010/08/100805.html
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◆『怪盗レッド 1』(秋木真/角川つばさ文庫)
                    ⇒ http://tinyurl.com/2bbe9rw

 副題に「2代目怪盗、デビューする☆の巻」とある。

 13歳になったら「怪盗」をつぐよう父親から言われたアスカ。いとこの
 天才ケイとコンビを組み、持ち前の運動神経を生かして怪盗修業がはじま
 る。

   大男の背中に回って、足のひざ裏を蹴っとばす。
   ガクン、と大男の体がよろめく。
   「いける!」
   『アスカ、ちがう。それは誘いだ!』
   えっ。


◆『怪盗レッド 2』(秋木真/角川つばさ文庫)
                    ⇒ http://tinyurl.com/29d77nd

 シリーズ2冊目は「中学生探偵、あらわる☆の巻」。

 怪盗レッドとして活躍するアスカとケイに、中学生探偵の響が挑戦してく
 る。

   『あと10秒だ……アスカ』
   わたしは、ふるえる手をのばした。
   『やれ』
   ケイの声と同時に、わたしは一方のコードに刃をあてて、
   それを…………………………切った。

 いとこどうしの中学生が神出鬼没の義賊怪盗、かわいい女の子が実働部隊
 でクールな男の子が頭脳役、という設定がはまって人気シリーズになりそ
 うな予感。


◆『いつまでもここでキミを待つ』(ひろのみずえ/ポプラ社)
                    ⇒ http://tinyurl.com/2dv2ury

 帰宅をためらいサンライズ出雲に乗ってしまった中学3年生の、日常から
 のささやかな(本人にとっては大きな)逸脱を描く。安心して読める正統
 派YA、というのは形容矛盾か。

   「なんだか……毎日をくり返すのがイヤになっちゃったの。
    あした、自分が何やるのかわかっていて、
    あさって何やるのかわかっていて……ああ、土曜になったらまた、
    美術スクールに行くんだなって思ったら……

 「teens' best selections」の26冊目。
 主人公の名がムスメを呼んでいるようで、つい買ってしまった一冊。


◆『おしゃべりな五線譜』(香谷美季/ポプラ社)
                    ⇒ http://tinyurl.com/242g2c4

 美優は中高一貫校で演劇部に所属する中学3年生。友人、先輩、メールで
 つながる小学校の同級生たちとの出会い、交流、衝突のすえ、何もかもが
 いやになり、ホームの端を歩いていると...。

 友だち関係を象徴する「五線譜=平行線」に和音と不協和音が鳴り響く。

   「[前略]一緒にいてくれない味方なんて、なんの役にも立たない、
    救いにもならない、まったくの無駄!
    むしろ、居ない方がマシっていうくらい![後略]」

   「人との距離の取り方って、
    どうやったら教えてあげられると思いますか?」
   [中略]
   「さあ。……その問いに答えがあるとは思えないけど、
    少なくとも、私は、それを知るために学校に来ている気がする」

 「teens' best selections」の28冊目。
   『リリース』(草野たき)
   『東京クロスロード』(濱野京子)
   『夏の階段』(梨屋アリエ)
 など、中高生を主人公にしたこのシリーズには佳品が多い。
 そういえば、みんなツイッターユーザーの作家さん。


◆『おもしろい話が読みたい! ワンダー編』(青い鳥文庫)
                    ⇒ http://tinyurl.com/2ft4hdq

 青い鳥文庫創刊30周年記念の企画として、人気シリーズの外伝、番外編
 のアンソロジーが3冊、3か月つづけて刊行されている。

 その1冊目「ワンダー編」のラインナップは下記のとおり。

   松原秀行  「パソコン通信探偵団」
   小沢章友  「三国志英雄列伝」
   香谷美季  「あやかしの鏡」
   藤野恵美  「お嬢様探偵ありす」
   はやみねかおる「怪盗クイーン」

 本書を読むと、
 原シリーズも読みたくなる、読みたくなる、読みたくなる...。

   ぼくには、彼が考えていることが、痛いくらいわかる。
   力がほしい。強大な力だ。だれに頼らなくても、
   自分と自分のたいせつなものを守れるだけの、強い力がほしい。
        「怪盗クイーン外伝 初楼 〜前史〜」(はやみねかおる)


◆『おもしろい話が読みたい! ラブリー編』(青い鳥文庫)
                    ⇒ http://tinyurl.com/28b7spp

 アンソロジー2冊目に収録された原シリーズは下記のとおり。

   あさのあつこ「12歳」
   越水利江子 「ずっときみを愛してる」...新シリーズ開始か?
   小林深雪  「泣いちゃいそうだよ」
   服部千春  「四年一組ミラクル教室」
   令丈ヒロ子 「若おかみは小学生!」

 本編を読みたくなった作品、ひとつあり。全8冊で完結しているので、手
 に入れて読んでみよう。

   みんなに見えているのは、
   鏡に映ったわたしみたいに、外側の部分だけ。
   本当のわたしは、生身のわたしは、内側にしかいないのに。p.262
            「恋はショパンの調べにのって?」(服部千春)


◆『火群のごとく』(あさのあつこ/文藝春秋)
                    ⇒ http://tinyurl.com/2b8cwva

 少年剣士の葛藤と成長を縦糸に、藩政に潜む内紛をからめて描いた青春時
 代小説。

   全身が慄いた。背中が疼いた。何かを感じた。
   意識が束の間、途切れた気がする。
   刀を抜き、闇を払った一瞬の後、透馬が路に倒れこんだ。
   払った刃が手応えを伝えてくる。覚えのある手応えだ。
   人の肉を斬る手応え。

 剣の道に励む林弥、道場仲間の源吾と和次郎、才能あふれる透馬など、登
 場する若者たちに『バッテリー』の巧や豪のイメージがオーバーラップす
 る。

 著者の時代小説の代表作、という趣旨の書評を新聞で読んだおぼえがある。


◆『ヘヴンリープレイス』(濱野京子/ポプラ社)
                    ⇒ http://tinyurl.com/24maowc

 夏休みにはいってすぐ、引っ越した町を探検していた6年生の和希は雑木
 林の廃屋で悩みをかかえる子どもたちと出会う。

 年齢のわりに幼い英太、施設を家出した史生、不登校の中学生有佳。和希
 は3人が信頼するローシ(老師)に惹かれ、交流を深めていく。

   「知っていることがえらいんじゃないんだよ。
    知りたくても知るチャンスがなかったのだから。
    わからないことは調べればいい。自分で調べるんだよ、史生」

 しかし、ローシにつながることでできた子どもたちの世界も、おとなの論
 理によってつぶされてしまいそうになる。

   ぼくの親は、和希の自由にしなさいといいながら、
   必ず道を指ししめす。この道を進むといいと思うのだけれど、
   和希はどうしたい? 決めるのはきみだよ。そうして、
   親がしめした道を、自分が選んだと思ってこれまでやってきた。
   本当はどこかで自分をごまかしているってわかっていたはず。

 子どもたちの“ヘヴン”がさわやかに描かれたひと夏の物語、小学生を主
 人公にした「ノベルズ・エクスプレス」のシリーズで。


◆『兄妹パズル』(石井睦美/ポプラ社)
                    ⇒ http://tinyurl.com/2cjym4e

 兄ふたりの末っ子、5人家族の亜実は高校2年生。しあわせな家族と信じ
 きっていたのに、ある日とつぜん次兄が家出してしまう。

   こんなことでいいはずがない。
   みんながみんなやさしいふりをし続けていていいはずがない。
   ほんとうのことを隠し合っているところに、
   信頼とか愛情とか生まれるもんか、と思った。

 同じテニス部の親友、サッカー部のあこがれの男子がからみ、欠けたピー
 スが戻ってくればパズルは完成する...か。

 「Webマガジン ブンゲイ・ピュアフル」の連載6回に同量の書き下ろ
 しをくわえて単行本化。


◆『ムーVSタクト! 江戸の夜に猫が鳴く 上』
                  (深沢美潮/ポプラカラフル文庫)
                    ⇒ http://tinyurl.com/27l4jz3

 「IQ探偵ムー」のシリーズ15作目。

 江戸時代では謎の盗賊ムウが事件に巻きこまれ、現代では歴史博物館で起
 きた不思議な盗難事件の謎解きにムーとタクトが挑戦する。

   「すみません。拝見します」
   夢羽が書簡を前に、じっと見つめだすと、
   拓斗も横に座り、同じように見始めた。
   このふたり、まさかこの文字が読めるんだろうか?

 交互に展開する二つの事件がどうつながるか、下巻のおたのしみ。

 ストーリーはべつにして、

   今は社会科の授業中。
   江戸時代の人々の暮らしを勉強しているところだった。

 この設定には違和感を感じる。
 ムーは5年生。江戸時代の学習は、ふつう6年生の1学期後半だから。


◆『星夜に甦る剣』(池田美代子/青い鳥文庫)
                    ⇒ http://tinyurl.com/23og5z6

 青い鳥文庫版「新妖界ナビ・ルナ」の3作目。

 ふうりの危機をのりこえたルナとソラウの3人は、いよいよナナセと対決
 する。

   「さあ、ルナ、かくごしなさい!」
   ようやく話したりたらしいナナセが、再度、剣をふりあげると、
   ルナへとふりおろしていきました。
   シャッ!

 一話(一冊)で完結せず、いいところでおわって「つづく」。連載ものの
 コミックのようで、追いかけるのがたいへん。

 それから、あきらかな誤植が2つ、これはいただけない。


◆『一鬼夜行』(小松エメル/ポプラ文庫ピュアフル)
                    ⇒ http://tinyurl.com/2bhsoqu

 ジャイブ小説大賞受賞作、審査員をしていた後藤竜二が絶賛した妖怪小説
 の新星。

   「そこにある幸福を選べば、
    人生も妖生も楽しいに決まっているのだろうに……
    分かっていても駄目なんだろうな」


◆『ぼくらは海へ』(那須正幹/文春文庫)
                    ⇒ http://tinyurl.com/2c5leg4

 児童文学界に衝撃を与えた30年前の作品、初の文庫化。

   ふいに左の足にするどいいたみが走ったかと思うと、
   ものすごい力でひっぱられるのがわかった。
   [中略]ころぶしゅんかん、左手ににぎった懐中電灯の光のなかで、
   高だかとあがる左足にからみついたクレモナロープがちらりと見えた。

   児童文学、子どもが読む物とは、
   健全で明るく生きる力に満ちたものでなければならない。
   そんな既成概念に凝り固まっていた世間には、
   この1冊は毒を含んだ異物でしかなかった……のではないだろうか。
                      あさのあつこ「解説」より


◆『怪盗紳士』(ルブラン/ポプラ文庫クラシック)
                    ⇒ http://tinyurl.com/22norm6

 怪盗ルパン全集の2冊目。正月に買っておいて、先ごろ積読タワーから発
 掘された本。

   この「怪盗紳士」は、原著者モーリス・ルブランが、
   はじめてルパンの冒険をかいたものです。
   つまり、ルパンは本書で世間にあらわれるのですが、
   それが、まずかれが名探偵ガニマールにとらえられるという、
   スリル満点の場面からはじまるのです。
                     「この本を読むひとに」より

   「怪盗ルパン全集」は翻訳作品ではなく、
   あくまで南洋一郎氏による翻案だったのですね。
   ぼくがわくわくしたルパンは、
   モーリス・ルブランが創造したルパンではなく、
   南氏のルパンだったのだなと、今になって思ったりもします。
                        貫井徳郎「解説」より

 たしかに「原作 モーリス・ルブラン 文 南洋一郎」と奥付にある。
 全20巻のうち既刊14冊、はやめにそろえておこう。


◆『種蒔きもせず』(星野富弘/偕成社)
                    ⇒ http://tinyurl.com/2363qnb

 星野さん最新の花の詩画集。

   この花は この草にしか 咲かない
   そうだ 私にしか できないことが あるんだ
                     「ハナニラ」

   一枚の作品を描くのも、
   今まで自分のいのちを注ぎ込んで生み出していると思っていたが、
   それは錯覚だったようだ。
   むしろ描いているものから、筆を通して、
   喜びや優しさ静けさ強さなど、
   生きていく力を私が与えられていたのである。
                          「あとがき」より

 帯に告知されているレターセットプレゼント、応募締切が7月31日消印
 有効だということにいま気づいた。



┌─┐
│5│おふぃす更新情報:管理人サイトのおすすめ情報です
└─┘================================================================

             ▼ 寺子屋夏休み塾 ▼

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 平和学園では、地域の小学生を対象に夏休み講座を開講します。

 平和学園幼稚園・小学校とアレセイア湘南中学高等学校の先生たちで、
 みんながたのしい夏休みになるように、授業や遊びを企画しました。


   期間 8月23日(月)〜25日(水)


   内容 〜 自由研究のヒントがいっぱい!

    8月23日(月)
     午前 国語「漢字で遊んじゃおう」
     午後 体育「遊んでいっぱい汗かいちゃうゾ」

    8月24日(火)
     午前 算数「こんな算数もあるよ」
     午後 家庭「美味しいものを作っちゃおう」

    8月25日(水)
     午前 美術「つくろう芸術作品」
     午後 理科「びっくり! おどろき! 実験!」


   場所 アレセイア湘南中学高等学校


   対象 小学校3〜6年生(講座によって異なります)


   定員 各講座20名(定員になりしだい締め切ります)


   申込 7月20日(火)〜8月6日(金)
      10:00〜14:00 *土日をのぞく

      学校法人平和学園事務局
       0467−87−0131


   費用 1講座300円(教材費、保険料)
       *1講座だけでも申し込みできます。


   主催 学校法人平和学園 初等中等教育研究所


 くわしくはこちらのリンクから。
          ⇒ http://www.heiwagakuen.jp/2010/07/100723.html


                 ◇


 地域限定、人数限定のおしらせです。
 “ひげうさぎ”はリアルではこんな活動もしている、というご参考まで。

 ちなみに、初日の国語「漢字であそんじゃおう」を担当します。
 (この講座だけ定員にまだまだ余裕あり。5、6年生限定です)



           *  *  *  *  *


 “ひげうさぎ”が校長を務める私立小学校の学校ブログ「平和の窓+」にも
 原稿がエントリされています。


    *「ひとくち書評30」
          ⇒ http://www.heiwagakuen.jp/2010/06/100630.html


    *「ひとくち書評31」
          ⇒ http://www.heiwagakuen.jp/2010/07/100709.html


    *「ひとくち書評32」
          ⇒ http://www.heiwagakuen.jp/2010/08/100805.html


    *「ひとくち書評」〜まとめて
              ⇒ http://www.heiwagakuen.jp/cat5/cat16/


           *  *  *  *  *



★今年の読書、夏休み突入直後に200冊突破。

 *「濫読の記」は
       こちら ⇒ http://www.higeusagi.com/randoku/randoku.htm



◆はじめてみませんか、毎日5分の「読み聞かせ」!

 *読み聞かせおすすめ本のリストは
         こちら ⇒ http://www.higeusagi.com/library/menu.htm



             ★ こちらもどうぞ ★

◆マガジンのバックナンバーは、下記から検索することができます。

 *各号の「めにゅう」はこちら
    ⇒ http://www.higeusagi.com/wtnavi/navi.cgi?mode=part&part=10



◆「webたまてばこ」には教育のヒントが満載!

 *2冊の著書が生まれたのは
  こちら ⇒ http://www.higeusagi.com/wtnavi/navi.cgi?mode=ranking



 ・…†───────────────────────────†…・

    “ひげうさぎ先生”が校長を務める私立小学校のブログです

          「平和の窓+ ☆ 平和学園小学校」
           http://www.heiwagakuen.jp/

          新しい時代に通用する伝統の教育

     さわやかな湘南の風を校長室から毎日おとどけしています

 ・…†───────────────────────────†…・



 新しく読者になってくださったみなさん、はじめまして。
 数あるマガジンの中から目にとめてくださり、ありがとうございます。

 継続して読んでくださっているみなさん、いかがおすごしですか。
 いつもいつも駄文におつきあいくださり、心から感謝申しあげます。

 みなさんと分かち合いたい本のことなどたくさんあって、3日つづけての
 発行となりました。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 ではみなさん、また次回!
                             ひげうさぎ



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┌─┐
│0│創刊のごあいさつ:毎日15分で本好きな子に!
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   毎日かならず5分、本の読み聞かせをしています。
   毎日かならず10分、読書タイムをとっています。
   毎日の15分を1年間つづけると、かならず本好きになります。
   そんな情報のあれこれをお伝えしたくて創刊したマガジンです。
   末永くおつきあいのほど、よろしくお願いします。

                    2004.02.08. ひげうさぎ拝

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