とっぷぺーじ

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ITの時代 〜 年頭戯言

 着替えながらテレビをつける。あわせてPCを起こす。折りたたんであるモニターを文字どおり“起こす”だけで使えるようになる。

 最初にメールのソフトをたちあげる。夜中のうちに届いたメールがないかたしかめる。寝る前にチェック済みなので、たいていの場合、新しいメッセージはない。夜中の1時から朝の6時までのあいだにメールを送ってくる好き者は、そうはいないから。

 続いてインターネットに接続。ヤフーのHPを開く。テレビのニュースを聞きながら、目はPCのモニターに書かれた文字を追う。国内、海外、経済、スポーツと、新しいニュースのタイトルがずらっと並んでいる。興味のある項目をクリックし、さっと読む。

 さらに自分のHPにジャンプし、寝ているあいだに届いたメッセージを読む。夜中の1時から朝の6時までのあいだに掲示板に書き込む好き者は、いるんですねー、これが。
 必要があれば返信し、ソフト終了。それから新聞を手にとる。

 これが毎朝のスタート。“イット”と読んで失笑をかった御仁がどこかの国のトップにいたが、ITの時代はもうそこまできている。情報をやりとりするさまざまな手段のなかで、ITの割合が確実に高まってきている。


 わが家では、メールのやりとり、インターネット上の掲示板でのやりとりはすでに生活の一部になっている。娘も息子も彼らなりの文章でメールを書くこともある。

 それだけではない。年末に急に航空券を手配する必要が生じた。夜の9時。さっそくインターネットに接続する。空席状況の確認、希望の便その他の入力、カード決済の選択。馴れれば数分でできてしまう。
 当日、羽田でクレジットカードを発券機に挿入すると、予約どおりの航空券が出てくる。ここまで現金の扱いはいっさいない。

 次に予定している家族旅行の手配もインターネットによる。航空券に宿、レンタカーまで。確認のための文書のやりとりは郵便も利用するが、それ以外はすべて自宅のPCで済んでしまった。


 PC、インターネット、電子メール....。ことばを聞いただけで尻込みしてしまう。最初はそうだった。
 値段も置き場も操作方法も、たしかにハードルは高い。けれど、飛び越えてしまえばなんともない。

 PCも道具のひとつにすぎない。特別なものではない。移動するのに必要だから車を運転する。音楽を聴きたいからラジカセ(いまはMDか)を操作する。調理したいから電子レンジのボタンを押す。同じように、情報のやりとりをしたいからPCを使う。この教室版『たまてばこ』だって、PCなしでは発行することができない。

 PCあたりまえ、そんな時代が確実にやってくる。


 昨年10月に自分のHPを開設した。あっけないほど簡単だった。 「10分でできる」といううたい文句にウソはなかった。
 いろいろ工夫をくわえ、今にいたっている。

 このHPをきっかけに、たくさんの出会いがあった。見ず知らずの人とのやりとりが生まれたのはもちろん、長いこと賀状のやりとりしかなかった高校の同級生と久しぶりに会うことができたのもHPの縁。同じ小学校教師をしている友人ともHPを通じた交流が始まった。

 彼、「タケチャンマン先生」がつとめる同じ県内のある市には、各学校に児童用のPCが20台ずつ設置されている。インターネットにもつながっている(全国的にはこれがあたりまえ)。
 校内のPC担当をしている立場上、彼の担任している5年3組の教室にもPCが2台あり、インターネットもOKだ。子どもたちはPCで絵を描いたり、新聞をつくったりして、先生のHPにのせている。
 そこには子ども用、保護者用の掲示板もあり、活用がすすんでいる。クラス行事の写真なども見ることができる。

 わがT小学校、というよりも当市のすべての小学校には、残念ながら児童用のPCがいまだに1台も配置されていない。教室からインターネットなど、夢のまた夢だ。

 いつの日か、それが可能になったら、教室でやってみたいことがたくさんある。実現するのは...。初夢が正夢になることを願って。

*『たまてばこ』(2000年度5年1組学級通信)No.176-2001-01-08


web『たまてばこ』 No.096 2001-01-10-Wed