とっぷぺーじ

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web『たまてばこ』




100の努力

 なにごとも、初歩の域を抜けるには、百ほどの努力の蓄積が必要であり、入段の域に達するには、千ほどの蓄積が必要である。

 百回(百日)の努力が蓄積されると、成長が急に訪れる。例えば、なわとびの二重まわしが、連続百回ぐらいできるようになると、三重まわしができるようになる。

 日本の昔からの教育の世界でもこのことは言われてきた。例えば、落語家の修行に「小咄百回」というのがある。和裁の修行にも、「まず百枚を縫え」という教えがある。将棋を覚えるのに、「まず百回指してみろ」というのがある。百回ほどの努力の蓄積があると、そこには質的な変化がみられるようになる。注意深く集めれば、この種の教えはきっといろいろな分野にあると思う。


 これは「努力の蓄積のめやす」について書かれた文章。向山洋一という先生による。
(教職をこころざしてから二十年、氏の文章、考え方、生き方に多くを学んできた。“教師 ひげ”があるのは向山洋一のおかげと言っても過言ではない)


 クラスの子どもたちに「ドキドキのーと」と題した日記(のようなもの)を書かせている。上のめやすを話し、毎日書くようすすめている。

「毎日書きなさい。書くごとにナンバーをつけていきます。それを100日続けなさい。目標は『No.100』です。いま作文が下手でも、苦手でも、100日努力すればかならず書けるようになります」

 2学期は9月4日に「No.101」からスタートした。1日も欠かさず書きつづけると、12月12日に「No.200」に到達する。
 1学期100日、2学期100日。子どもたちは書きつづけ、目標を達成した。
 この9か月、100×2の努力の結果、子どもたちの文章は驚くほど上達した。そのあたりのところはいずれ「文章教室」にて。

 さて、休まず書きつづけた子は、12月13日以降3学期まで、日記はお休みとなる。
 事情があって(多くはサボリだが)書かない日があった子は、「No.200」になるまで、場合によっては冬休みも書きつづけることになる。
 努力した子は報われるのだ!


 101回から200回までの「ドキドキのーと」はあっという間に終わった。
 書くのがいやになった時もあった。書きたいことがたくさんあってワクワクしたこともあった。今読み返すと、楽しい、はずかしい、なつかしい...。大げさだけど、私の5年生としてのちっちゃな歴史の日記となった。
 文章の書き方も少しわかってきた気がする。1学期はダラダラ日記の時もあった。今はその時の様子や気持ちをうまく表せる気がする。[後略]

by しろへび



 ところで、この web『たまてばこ』も「No.100」になった。HPを開設した10月7日から3か月と少し。内容はともあれ、「毎日更新」の公約を達成することができた。

 しかしながら“ひげ”の年齢になると、百の努力を続けてもなかなか“成長”にはつながらない。むしろ“退潮”しないよう、現状を維持するのがせいいっぱい。
 リフレッシュのため、1週間ほど休刊する。
 努力した大人も報われるのだ!

web『たまてばこ』 No.100 2001-01-14-Sun