とっぷぺーじ

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三つのお願い

 KANAの授業参観に行った。
 内容は劇と合奏、歌の発表会。2年生の3クラスが合同で、練習の成果を体育館で披露してくれる。

 ステージ前に90人ほどの2年生がスタンバイをすませた。子どもたちと向かいあうようにパイプ椅子がセットされ、保護者が腰かけている。大半が母親。父親の姿は5、6人ほどだろうか。

 KANAの担任が保護者の前に立った。

「三つのお願いがあります。一つめ、ビデオ撮影はOKです。二つめ、走りまわってるお子さん、隣にいっしょに座らせてください。三つめ、子どもたちが一生懸命にセリフを言います。おしゃべりはおやめください。では始めます」

 先生が簡潔に話し終えると同時に、走りまわっている子どもをつかまえに4、5人の母親が席を立った。言われなければそのままにしていたのかしら(職員室ではこれを“猿の放し飼い”と呼んでいる)。

 紙人形劇「力太郎」が始まる。クギをさされただけあって、私語はほとんどない。ごくまれに話をする人がいると、それが際立ってうるさく聞こえる。

 発表終了。子どもが「おわりのことば」を言う。
「みなさん、とても静かに聴いてくださいました。ありがとうございました」
 大きな拍手。

 うーん、これだけ集中して参観できたのは初めてかもしれない。保護者の私語、連れてきた子どもたちの喧騒にいつも苦い思いをさせられているから。

web『たまてばこ』 No.120 2001-02-08-Thu