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東照宮クイズ

 旗を掲げた案内人さんについてゾロゾロ歩く...そういう見学のしかたは好きではない。

 案内人さんの説明はたしかに簡にして要をえているが、ムダがなさすぎる。話し終わるとすぐに次に進んでしまう。列の後ろのほうにいると、追い立てられるようについて歩くのがせいいっぱい。文化財をゆっくり見学するひまもない。

 そこで、今回の修学旅行、東照宮の中はグループによる自由行動とした。いくつかのポイントを指定し、そこはかならず見てくるように。順序は自由、時間のゆるすかぎり何度でもOK。そんな計画をたてた。

 くふうしたのは、指定したポイントごとに問題を設定したこと。東照宮をおとずれたことのあるみなさん、記憶の糸をたぐりながら考えてみてください。


【1】神厩舎にいるのは何色の馬か?

【2】陽明門の魔除けの逆柱(さかさばしら)は右から数えて何本目か?

【3】眠り猫の彫刻の反対側にあるのは何の彫刻か?

【4】坂下門から家康の墓所までの長い階段、何段あるか?

【5】鳴き龍はどんな鳴き声か?



【1】
 ここの馬、ふだんは広い牧のある近代的な厩舎で暮らしているらしい。毎日わざわざ木造の神厩舎に連れてこられ、見せ物にされているという。“勤務時間”は10時から14時。この時間帯をのがすと、馬はいなくなってしまう。
 ここにいる馬、栗毛か白馬です。さてどちらでしょう。

【2】
 陽明門を支える白い柱。猿の顔にも見える文様がほどこされている。手前側に4本、中ほどに4本、奥側に4本立っている計12本のうち1本だけ、文様が逆になるように立てられている。“完璧”をきらう、魔除けのため、などと伝えられる。
 この逆柱、奥4本のうちむかって右から何本目でしょう。

【3】
 家康の墓所の入り口である坂下門。この門の上に左甚五郎の手になる「眠り猫」の彫刻がある。見落としてしまいそうなところにある小さな彫刻なので、「↑頭上 眠り猫」という看板もついている。
 では、この門の反対側、墓所から下りてきたときに見える彫刻、「眠り猫」のちょうど裏側に彫られているのはいったい何でしょう。

【4】
 あの階段をのぼるのはひと苦労。疲れてあきらめないよう、階段の数でも数えながらのぼってください。

【5】
 本堂の中で係の人が拍子木を打ってくれる。ほかの場所では「カーン」という乾いた木の音にしか聞こえないのに、たった1か所、大天井に描かれた龍の真下にいるときだけ違った音に聞こえる。それが龍の鳴き声と伝えられている。
 さて、どんな声でしょう。


 グループになった子どもたちは、自分たちで考えた順にポイントをまわりクイズを解いていく。

「逆柱は○本目だったよ」
「龍の鳴き声、・・・って聞こえた」
「馬、もういなかった。2時までなんだって。残念」

 引率の教師に口々に報告してくれる。印象深い見学ができたようでなによりだった。

web『たまてばこ』 No.208 2001-05-25-Fri