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サヨナラのかわりに

  サヨナラのかわりに

BANANA ICE 作詞・作曲


  あのときあの日の思い出は
  あしたに強くなるため
  旅立つ季節は 涙見せずに
  ありがとう

  最後のチャイムが 校庭にひびくときが
  つらかったできごとも 微笑みに変わる今は

  転んだときには 手をさしのべてくれた
  できなかったときにも だれかに助けられてた

  いたずらもやりすぎて こわくなって
  逃げ出した夜の校舎
  わすれないよ ずっと

  にぎやかだった教室には
  さよなら夕陽が染まる
  「はじめて」をたくさんくれた先生
  ありがとう

  交換したノートで 悩みも打ち明けたけど
  どんなときもがんばれた 友だちがそばにいたから

  けんかした放課後には ひとりぼっち
  泣いてたこともあったけど
  わすれないよ ずっと

  あのときあの日の思い出は
  あしたに強くなるため
  旅立つ季節は 涙見せずに
  ありがとう

  それぞれに道はわかれても
  夢はわすれないでいよう
  いつかまた会える日まで みんなに
  ありがとう

  ラララ ララララ ラララ ラ ララ
  ラララ ララララ ラララ ラ
  ラララ ララララ ラララ ラララララ ララララララ

  あのときあの日の思い出は
  あしたに強くなるため
  旅立つ季節は 涙見せずに
  ありがとう

  サヨナラのかわりにするよ
  みんな
  ありがとう



 詞がいい。

  最後のチャイム
  できなかったとき
  にぎやかだった教室
  交換したノート
  けんかした放課後


 どのことばもとても具体的だ。具体的だけれど、限定されていない。歌う子どもたちそれぞれに自分なりの思い出のシーンがよみがえってくる、そんな具体性をもっている。

 “先生への感謝”を押し売りしていないところも気に入っている。「仰げば尊し 我が師の恩」なんて歌った日にゃ、卒業記念の紅白饅頭じゃあるまいし...和菓子の恩、なんちゃって。

 なによりも、タイトルになっているこの曲のメッセージがすてきだ。サヨナラのかわりにするのは「ありがとう」。 別れのことば、最後の言葉は「じゃあね」でも「またね」でもなく、「ありがとう」。

 二部合唱にしあげるまでかなりの練習が必要だろう(なんてったって“ひげ”が指導するんだからね)。でも、歌詞に“思い”がこめられる曲だから、いやいや歌わされてるという気持ちにはならないはず。なんのために歌うのか、どういう気持ちで歌うのか、それが子どもたちに伝わるにちがいない。


 明日から3学期。卒業へのカウントダウンが始まる。

web『たまてばこ』 No.295 2002-01-07-Mon