とっぷぺーじ

since 2000.10.07.
おふぃす
ひげうさぎ WHO?
お役立ちリンク
出席簿
濫読の記
ひげうさぎの本
∇よみもの
webたまてばこ
小学生の日記教室
頭の体操
図書室
メールマガジン

∇アルバム
こどもたち
図工作品集
ひめの部屋
「湘南」
∇オアフの風
写真集&旅行記
∇ひろば
うさぎの黒板
こどもの黒板
おえかき黒板
ついったー
めーる
メールはこちら



web『たまてばこ』




笑う門には

 9日のこと。
 「漢積みチャレラン」に熱中し、6人の男の子が放課後まで残って熟語を考えていた。時間はすでに12時20分。おなかもすいているだろう。

「もうこんな時間だよ。おうちの人も心配しているから、そろそろ切りあげてお帰りなさい」
 と声をかけた。そのときのKくんの答え。

「大丈夫。『今日は遅くなる』って言ってあるから」


 3学期のはじめから、Hくんが腰に万歩計をつけて歩いている。

 「きのうは何歩だった」とたずねると、
「二万四千...」
 という返事。

「なら、もう三日分歩いたから、あしたとあさって学校を休んで、家で寝ていてもいいね」
 と面白半分に茶化すと、まじめな顔でこう言う。
「知らないんですか、先生。いま、散歩がはやっているんですよ」

 そこでひとこと。
「なんだ、簡単じゃない。3歩でいいのか」


 書き初めの練習をしていたときのこと。半紙10枚ごとに細長いピンク色の仕切り紙がはさまっている。

「このヒラヒラを墨の中に入れて、『わー、しみてきた。真っ黒だ、イエー』なんて言わないでね」
 と言いながら半紙を配った。

 40分近くの練習が終わり、さあかたづけというときに、しまったという顔をしたTくん。手には細長いピンクのヒラヒラ。その半分までが墨で真っ黒になっている。

「まずいんだよなー。『やっちゃダメ』って言われると、やりたくなるんだよなー」


「今日は1、2時間目の学級会と理科を3、4時間目に移して...」
 と時間割変更の説明をしたところで、Jくんが顔を赤くして下をむいてしまった。

「ヤッベェー。今日、理科あったっけ。予定表の理科のところに『音』って書いてあったから、音楽持ってきちゃった」


 一日中笑いの絶えない5年3組でした。
(これはやっぱり担任がふまじめだからかなあ)

*『虎猫堂通信』(1990年度5年3組学級通信)No.194-1991-01-12


web『たまてばこ』 No.492 2004-01-09-Fri