とっぷぺーじ

since 2000.10.07.
おふぃす
ひげうさぎ WHO?
お役立ちリンク
出席簿
濫読の記
ひげうさぎの本
∇よみもの
webたまてばこ
小学生の日記教室
頭の体操
図書室
メールマガジン

∇アルバム
こどもたち
図工作品集
ひめの部屋
「湘南」
∇オアフの風
写真集&旅行記
∇ひろば
うさぎの黒板
こどもの黒板
おえかき黒板
ついったー
めーる
メールはこちら



web『たまてばこ』




オペレッタから卒業式へ

 月曜日の朝会のとき、2年生がオペレッタ「かさこじぞう」を全校の子どもたちの前で演じてくれた。

 教室にもどってから、クラスの全員に「気がついたこと」をかんたんに発表してもらった。
 ここで「気がついたこと」というのは、「〜がよかった」「〜が〜のようになっていた」「〜を〜したらよい」などの内容を指す。

 30人(欠席2人)の「気がついたこと」を大別すると、次の4つに分類できる。

 1.「声の大きさ」体育館じゅうに響きわたる、すきとおった声が出ていた。
  ソロの子も、全員合唱も。

 2.「発音の明瞭さ」歌の歌詞がちゃんと聞き取れる明瞭な発音(発声)だった。
  口をはっきり開けているからだろう。

 3.「ことばへの気持ちののせかた」セリフ棒読みがなかった。
  物語を読みこんでいるから、たったひとことのセリフでも、場面にあわせた気持ちで言えるのだろう。

 4.「堂々とした態度」恥ずかしがる子がいない。そのものになりきって演技している。
  2年生であそこまでできるなんてすばらしい。

 クラスの子どもたちは2年生の演技をよく見ている。たんに「すごかった」というのでなく、「どこがいいか」をちゃんと見ているところがいい。

 2年生が演技しているあいだ、ふざけている子、茶化している子は5年3組にはいなかった。2年生を真剣に見ていた。“いいもの”を感じる心があるからだと思う。

 ただ、一つだけ子どもたちから発表されないことがあった。それは、
「演技者全員が指揮者を注目していた」
 ことだ。指揮の先生の一振りで、2年生の子どもたちがさっと動いていた。

 「さっと動く」というのは、例えば軍隊調の「まえへー、ならえ!」で全員が整列する、ということではない。歌が始まる、セリフが出る、そんなときに指揮者の指先にあやつられるように百数十人がまるで1本の糸でつながっているかのように、気持ちがそろって動き出す、そんな様子のことだ。

 今の5年生には、まだそれが欠けている。


 オペレッタを見たあと、体育館で「卒業を祝う会(=卒業式)」の歌の練習をした。音楽の授業をお願いしているY先生に指導と指揮・伴奏をしていただいた。

 2年生のすばらしい歌声を聞いたあとだったので、5年生の迫力のなさにがっかりした。いろいろな悪条件が重なって、あの程度の声しか出なかったのだと思う。これから2週間でどこまで鍛えられるだろうか。


 「卒業を祝う会」では、歌と「よびかけ」で6年生の門出を祝う。よびかけの中のソロ(一人で言うところ)が、このクラスにも4人割り当てられている。
 「やってみたい」という立候補者の中から、Hくん、Tくん、Kさん、Nさんが分担することになった。また、もしものときのために、Iさん、Yさん、Fくん、Jくんの4人に“影武者”になってもらった。

 きょうの放課後、ソロを担当する5年生ぜんぶで20人の子を集めて指導した。3組の4人とも体育館に響きわたるいい声が出ていた。歌はともかく、よびかけの方は先が楽しみだ。


 「卒業を祝う会」では、卒業生(6年生)が退場するときに5年生が笛と木琴などで合奏をする。こちらの方は、楽器の割り当てがクラス2人ずつである。
 これまた希望者の中から、SさんとTさんが担当することになった。惜しくも選にもれたUさん、Kさん、Fさんもバックアップしてあげてほしい。

*『虎猫堂通信』(1990年度5年3組学級通信)No.236-1991-03-07


web『たまてばこ』 No.499 2004-02-12-Thu